レストラン リューズ☆六本木フレンチ

洗練されたお料理の数々。フランス・ミシュラン星付レストランで腕を磨いたシェフお任せのコースでは、素晴らしい料理が楽しめます。とっておきのワインと共に、ゆっくりと過ごしたいお店です。

[ミシュラン]2つ星★★

 Restaurant Ryuzu 

皆さま、こんにちは。

先日、素敵な方々と素敵なお店で
ワイン会をしました。

場所は、六本木にある

レストラン リューズ
Restaurant Ryuzu

ミシュラン2つ星★★を獲得しています。

2011年にopenしてからというもの
1つ星、2つ星獲得、、という
大注目★のレストラン。
東京ミッドタウンの近くにあります。

事前にワインをお伝えし、
それに合わせたコースを
用意して頂きました。

ワインと合わせた
飯塚シェフの素晴らしいお料理が
続きます

今回は個室です

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スタートはシャンパーニュ

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KRUG ROSE
クリュッグ ロゼ

とても綺麗な熟成をしており
オレンジがかった深みのあるカラー。

細かい泡が綺麗に立ち上り
口に含むとじわっと溶けてきます。

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テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

【アミューズ】

可愛らしいけれど味がしっかり

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♪♪

【前菜】

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ブルーオマールのティエド
ヴァニラの香るポワローと蕪を添えて

こちらのオマール、絶品です。

香り高く、旨味が深く長く続き、
キメの細かさも素晴らしい。

この火の入れ方が絶妙!

「ブルーオマール」

オマールの中の、最高峰。

フランスのブルターニュ地方や
ノルマンディー地方のもので、
その名の通り、殻が青色をしているのが
特徴だそうです。

ここで白ワインも、、

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1995年
CORTON CHARLEMAGNE
コルトン・シャルルマーニュ
(造り手:ボノー・デュ・マルトレイ)

艶のある、とても綺麗な
レモンイエロー。

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しっかりとしたミネラルは
厚みを保ちながらも、熟成により
角が滑らかになっており、

これがこちらのブルーオマールと
とても良く合います。

お皿に乗っている蕪やポワローで、
甘苦さを足すこともでき
まだ骨格のしっかりとした
ワインのミネラルは、
蕪を少し加えることで
素晴らしい調和を見せました。

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

クリュッグ・ロゼは
ブルーオマールだけで
相性抜群でした。

どちらのワインとも抜群に合う
こちらのお皿は、さすがです。

【前菜】

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フランス産 鴨フォアグラのソテーを
ビーツと共に フランボワーズの香りで 

滑らかでふわっと溶けるけれど、
口の中にずっと残る
フォアグラの深い味わい。

白ワインのベールに覆われたような
豊富で柔らかなミネラルが、
フォアグラの脂を綺麗に包み
素敵なマリアージュをみせます。

ビーツやフランボワーズが
フォアグラの味、香りに
深みある酸味を与え
白ワインでもロゼシャンパーニュでも
合うような、架け橋となっています。

◇◆◇

熟成をしたシャンパーニュと
熟成したワインが持つ
落ち着いた酸や厚みのあるミネラル、

そして複雑な香りと、
素晴らしいマリアージュが出来る
考え抜かれたお料理。

感動しながら
次は何が出てくるのか
ドキドキしながら待ちます☆

◇◆◇

フォアグラのお皿の次は、、

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アルバ産 白トリュフと
セップ茸のラヴィオリ
軽やかな栗のエキュームを添えて

白トリュフの濃く、深い香りが
うわっと広がり、鼻腔をくすぐります。

黒トリュフよりもギュッと凝縮され、
それでいてより洗練されている
この香り高さは
白トリュフならでは。

その香りにつられて開ける
赤ワインはこちら

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1961年 
AUVENAY
(造り手:ルロワ)

まだルロワが

ネゴシアンの時代のものです。

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テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

白トリュフの香り高さ、
セップ茸のコク、栗の柔らかな甘みと
本当にピタリと合います。

お互いが高め合い
余韻が長く続きます。

◇◆◇

さてお魚料理が続きます。

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ハタのポワレ 法蓮草のソテーを添え
黒胡椒風味のジュと共に

ハタの、ふわっとしながら
繊細で引き締まった白身と
香ばしくパリパリとした皮目の
バランスがとても良く、
こちらの赤ワインとバッチリ。

黒胡椒風味のジュが
主張しすぎないけれどコクを与えます。

そしてここで最後の赤ワインを、、

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1964年
Chateau MARGAUX
シャトー・マルゴー

深みのある茶がかったガーネット色。
まだ若い印象です。

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熟成の中に、まだどこか若さがあります。

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

そこにお肉料理

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蝦夷鹿のポアレをソースポアブラードで
根セロリのピュレと牛蒡を添えて

柔らかく、繊細な肉質で、
噛むと蝦夷鹿ならではの香りと
甘みがジワッと広がり
ソースがより深みを出します。

牛蒡が熟成したワインの
土っぽさと合います。

とても繊細な美味しい一皿。

◇◆◇

さて、軽めのデザート

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 アヴァンデセール

そしてデザートはこちら

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“モンブラン”栗とカシスのアンサンブル
柚子のグラスをあしらって

秋を感じる一皿。

まろやかな栗の風味と、
柚子がアクセントに。

香り、触感ともに大満足★

◇◆◇ 

 そして最後に小菓子が出て

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ミニャルディーズ

ハーブティーと美味しく頂きました。

◇◆◇

今回のおまかせコースは
熟成ワインに合わせて頂き、
感動の味わいでした。

熟成ワインは開けてみないと
どうでるか分らない、難しいものです。

飯塚シェフの突出した才能に
触れることが出来た、
貴重な体験でした。