マンサルヴァ★進化する繊細イタリアン

お料理の 見た目も味も素敵な、イタリアンです。フレンチのようでもあり、こだわりのあるお料理が頂けます。店内はカジュアルでこじんまりとしています。ワインは色々と揃っていますので、ソムリエさんが気軽に相談に乗ってくれます♪

 MANSALVA 

スタートは泡から

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香りの良いフランチャコルタ♪

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フォアグラとMarsalaのティラミス

スタートから可愛らしく

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帆立のサフランマリネと日向夏、ういきょう、サンブーカの泡仕立て

素材を活かし、味の重なりがあります。

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バジリコ風味のリコッタチーズを詰めた、花ズッキーニのフリット オマールエビのリゾ・アル・サルティンとアボカドのエスプーマ添え

前菜が多いのが嬉しいですね。

【赤ワイン】

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2001年バルバレスコ・ブリッコ・リゼルヴァ

●生産地:イタリア/トスカーナ

●造り手:ダンテ・リヴェッリ

●葡萄:ネッビオーロ

重くもなく、軽くもなく、すっと口の中に入っていき、渋さはほどんど感じないけれどキリッと引き締まった味わい♪

フレンチの要素たっぷりのイタリアンによく合います。

ワインの熟成した複雑な香りと、丁寧に作られたお料理との相性が良いんでしょうね。

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フランス仔牛バラ肉のボリートと春キャベツ、セージの軽いバターソース和え

パスタも香りよく、、、。

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青トマトとさや豆、新生姜とベルガモットの香り

可愛らしいお皿が続いて、メインディッシュです。

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シャラン産鴨肉、ホワイトアスパラガス

火の通り方が絶妙で美味しい。

2014_0413_214752-R0088308 (1280x960)パンも美味しいです。

そして、デザートかチーズかを選べます。

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ペコリーノ3種、パルミジャーノ・レッジャーノ、タレッジオ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、干しレーズン、クルミ、蜂蜜2種

どれも品質が高く、良い状態です。タレッジオは程よく柔らかく、干しレーズンやクルミにもこだわりが見えます。

ローマ、トスカーナ、そしてサルディーニャ、それぞれ別の地域で造られたペコリーノチーズの食べ比べが出来ました。

ローマ産のペコリーノはハードタイプで見た目がパルミジャーノの固まりのよう。塩気が強く、蜂蜜と一緒に食べるとより穏やかでボリュームが出て◎。

サルディーニャ産はセミハードタイプで一番食べやすく、口の中で柔らかく溶けていき、トスカーナ産は羊特有の香りがふわっとぬけていきます。
チーズにここまで力を入れているお店は少ないので、貴重です。
お店の熱い想いが伝わります。
最後はカプチーノです。
ちょっと遊んでしまいましたが、、。
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カプチーノ

通常は、綺麗な白い泡のカプチーノです。

次々とテーブルに運ばれてくるお皿が可愛く、見て楽しめました♪

リストランテ デラ コリーナ★おしゃれ空間

店内は綺麗で洗練されています。野菜など素材がフレッシュで、重すぎないお料理です。スタッフの方はフレンドリーで、楽しく過ごせました。内装やお料理など、女性に人気が高そうなお店です。

リストランテ デラ コリーナ 

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お洒落なテーブル席

2014_0321_192728-R0086477 (1280x960)スタートから楽しめるセッティング♪

2014_0321_191831-R0086474 (960x1280)グラススプマンテ♪

【Wine】赤ワイン

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 2009年 グリコス・アリアニコ・デル・ ヴルトゥレ

●生産地:イタリア / バジリカータ
●造り手:グリファルコ
●葡萄:アリアニコ

こちらは、「アリアニコ」という葡萄を使ったワイン。「バジリカータ州」で造られています。
地図でどの辺りかといいますと、ブーツを履いた足のクルブシらへん、という感じでしょうか。。

【テイスティングコメント】

綺麗な濃いルビーレッド。
カシスに加え、摘みたての野生ブルーベリーの香り。綺麗な酸を携えており、熟した果実味の中にフレッシュさを感じる。
スパイシーさもほのかに広がり、味わいをたっぷり楽しめるワイン。
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・生ハムとサラミの盛り合わせ・

 ボリュームがあるけれど、渋すぎず少し柔らかいミディアムフルの赤ワイン。熟した果実の香りがあり、料理を邪魔しません。
ウニのトマトクリームソースパスタにも合いました。
そこまで酸は強くなく、果実味がしっかりなので、少し冷やすと美味しいです♪

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・生うにのトマトクリームソースパスタ・

お店で一番人気のパスタ。
 毎日届く新鮮な生うにを使っているそう。濃厚だけどフレッシュなパスタ♪
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・カリカトリッパとスカモルツァチーズ・

 カリカリと噛みごたえのあるトリッパ。フルーツトマトと一緒に食べるとその甘酸っぱさがより旨みを引き出してくれます。
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・りんごとドライフルーツの赤ワインゼリー・

デザートもフレッシュでした。
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・リモンチェッロ・

可愛いグラスにリモンチェッロ♪
そして、カプチーノは、、
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立体アートで可愛かったです。
センスが光る店内とお料理でした♪

 

ランベリービス

「ランベリー」のビストロバージョン。料理の味わいはしっかりしており、ワインも色々と揃っています。カジュアルな雰囲気で、ワインに軽いお食事、とワインバーとして楽しむのも良いと思います。
 ランベリー ビス 

スタートはシャンパーニュから

 

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NV ミシェル・チュルジ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン

●生産地:フランス / シャンパーニュ

●造り手:ミシェル・チュルジ

●葡萄:シャルドネ100%

アーモンドのような香ばしい香りのある泡。スタートに爽やかだけどアクセントも欲しい、という方には良いと思います。

ただ、香りに比べると味わいのボリュームはさほど強くなく、グレープフルーツなどの味わいも強いので、ゆっくり時間をかけて飲むよりも、ある程度早めに飲んであげる方が良いと感じました。

◆ 

さて、そんなことを思いながら料理選び。
この香ばしい香りに合う前菜を、、、&食べたいものを、、

という気持ちと折り合いをつけて頼んだ、フォアグラ。

こちらはフレッシュな苺が添えられていて、ベリーを使ったソースがかかっている、ちょっと面白い味わい。

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フォアグラが口の中でなめらかに溶けていく中、ベリーの酸味がアクセントになってシャンパーニュの酸味と繋がってくれたので、合わせやすくなりました。

【Wine】赤ワイン

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2004年  シャトー・オーバージュ・リベラル

⚫︎生産地:フランス / ボルドー地方 / ボイヤック

⚫︎造り手:シャトー・オーバージュ・リベラル

⚫︎葡萄:カベルネ・ソーヴィニヨン 約60%、メルロー 約30%

少し熟成に入りかけている2004年。

これは、まだ香りが開いておらず、カベルネの逞しい渋みがしっかりありました。デキャンターしても開かない様相、、、。

やはりボルドーは飲み頃が始まらないと、なかなか魅力的な表情をしてくれないようです。

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和牛ほほ肉のコンフィ。お肉料理も手が込んだ味わい。

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チーズプレートには、とろけるエポワスもあり、こちらとワインだけでも楽しめそうです。

R0088732 (1280x960)デザートも酸味とのバランスが取れていて美味しかったです。

アピシウス★ワインセラー

皆さま、こんにちは。

前回に引き続き

(→前回の記事

お料理とワインのご紹介と、

最後に見せて頂いた

ワインセラーのご紹介です。

メインはこちら

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合鴨、豚足、フォワグラの
クレピネット包み焼き
山葡萄のソース 

それぞれの良いところ取りをしたような

旨味が美味しい脂と共に

口の中に広がります。

そこに山葡萄のソースが加わると

さらにボリューム感ある豊かな味わい。

こちらは、前回のシェリーとも

合いましたが

こちらの赤ワインとも合わせます。

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2011年
コート デュ ローヌ ヴィラージュ
サブレCuvée “AKA SAKA”

熟した果実とスパイスの香り、

そして柔らかく、豊かな

ボリュームがお肉と良く合います。

ほのかに甘い果実味が、

山葡萄のソースにも合うんですね♪

そしてデザートと

コーヒーを頂いて、、

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モンブランと
バニラアイスクリーム

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お腹も心も満たされた後は、、

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場所を移動して、、

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情野さんに

ワインセラーを見せて頂きました。

こちらのワインセラーには

1950年代や80年代などなど

ボルドー、ブルゴーニュなどの

とても素晴らしいワインが

たくさんあり、さすがグランメゾン!

という品揃えです。

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左から、漆谷さん、私、情野さん

棚にはワインがいっぱいです。

頂くワインの状態が良いのも

きちんと管理されているから

なのですね☆

写真左の漆谷さんは、以前は

エノテカ広尾本店の店長を

されていて、今は本社の商品部で

輸入やイベントなどをされています。

ワインに詳しく面白い方なので

お店で見かけたら、ワインのことを

聞いてみてください♪

ワインセラーツアーもして頂いて

皆、ほくほく大満足で帰りました。

美味しいお料理とワイン、

そして情野さんの素敵で楽しい

サービスがあったからこそです。

やはり、グランメゾンには

そこでしか得られない感動

というものがあるなぁ、

と改めて思いました。

情野さん、ありがとうございました❤

APICIUS

アピシウス

http://www.apicius.co.jp/

アピシウス★日本のグランメゾン

皆さま、こんばんは。

先日、アピシウスのシェフソムリエ

情野さんをご紹介しましたが

(→前回の記事

今回はお食事とワインを

ご紹介します。

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まずは、ウェイティングルームで

シャンパーニュを。

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ローラン・ペリエ ブリュット

フレッシュで芳醇な味わいは

スタートにピッタリ♪

シャンパーニュを片手に皆で話していて

丁度良い頃に、移動して

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素敵な装飾品に囲まれた個室へ。

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本当に素敵で

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本物に囲まれる幸せ❤

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ベルナール・ビュフェの絵を

眺めながら、美味しいお食事を

頂けるなんて

本当に贅沢な時間です。

アミューズを頂き

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すっきりとした後に

こちら

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フロム・ダンベールのムースと

クラテッロ、白トリュフをのせて

ブルーチーズの中でも青かびが柔らかく

ねっとりとしたミルクの厚みを感じる

フロム・ダンベール。

これがムースになることで、

風味はしっかりしていながら

ふわりとした口溶けになり、

洋梨の甘みと

素晴らしい調和を見せます。

また、上にのっている

香り高い白トリュフが

周りを包み込み、魅惑的な一品です。

そこに合わせるワインは

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2011年

サヴニエール・ロッシュ

オー・モワンヌ

蜜の香りが広がる中に、

洋梨、白い花の華やかさがあり

金柑などの、甘く苦さのある

果実感がある。

ボリュームのある辛口で、これはとても

美味しい❤そしてお料理とバッチリ。

そして、

アピシウスといえばこちら、

ということで仲間のリクエストにより

お待ちかねの、、

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小笠原産母島の青海亀の

コンソメスープ

シェリー酒風味

とても柔らかく口に含んだ瞬間

香りだけを残して溶けるのですが、

通常頂くフレンチのコンソメとは違った

奥に奥にその旨味が隠されているような

なんとも言えない魅力があります。

じわっと広がった後に続く

細く長い余韻がとても心地よい一品。

そこに合わせるのはシェリー、

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デル デューク アモンティリャード

ヴェリーオールド
(ゴンサレス・ビアス)

こちらは、アモンティリャードなので

色も琥珀色、ヘーゼルナッツや

アーモンドの皮のような

香ばしさがある辛口。

30年以上寝かせた複雑味が

青海亀のコンソメスープと

良く合います。

また、この後のお肉料理とも

相性がとても良くて嬉しい♪

ここで振り返ると、

とても長くなっていたので、、

また次回に書きたいと思います。

ソムリエ界の重鎮★情野シェフソムリエ

皆さま、こんにちは。

先日、ワイン好きの皆で

丸の内にある

APICIUS

アピシウス

に行って参りました。

お料理、ワイン、装飾品、

どれをとっても、言わずと知れた

日本を代表するグランメゾン。

そこに、素晴らしいサービスがあり

素敵な空間が作りだされるのですが

それは、ソムリエ界の重鎮であられる

情野シェフソムリエ

によるものだと確信した今回☆

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情野さんの、とても柔らかな笑顔。

サービスも同じく柔らかで、

楽しくて、グランメゾンに居る事を

忘れてしまうくらい

心地良い空間に

誘ってくださいます❤

情野さんには、突然お願いして

お料理に合わせた

ワインを選定頂いたのですが

どれも見事なマリアージュ。

今回はまとまった人数なので

個室だったのですが

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 情野さんがお部屋に

来て、お話をして下さるたびに

「なるほど~!」と唸ったり、

笑いが起きたり、、と

学びながらとっても楽しい

時間を過ごすことが出来ました。

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情野さんは以下をご覧頂いても

お分かりの通り、

素晴らしい方です。

【情野さんプロフィール】

国際ソムリエ協会認定ソムリエ資格

インターナショナルA.S.I.
ソムリエ・ディプロマ

アピシウス シェフソムリエ

『自由が丘ワインスクール』講師

 『女子栄養大学』非常勤講師

ポメリースカラシップ
ソムリエコンクール優勝

 全日本最優秀
ソムリエコンクール第3位

2014年シャンパン騎士団
オフィシエ叙任

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今ご活躍されている有名ソムリエも

情野さんが育てた方が

たくさんいらっしゃいます。

「『ワインをもっと楽しく

もっと美味しく

そんな思いで、

日々暮らしています。」

と仰る情野さん。

経験に裏付けされた

サービスは素晴らしく

ワインやお店への愛が

溢れています。

やはりこの方が居て

グランメゾンありき

だと思いました。

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次回は頂いたお料理などを

ご紹介いたします。

つづく、、。

APICIUS

アピシウス

http://www.apicius.co.jp/

アラスカ★アンカレッジ②

皆さま、こんばんは。

ホテルに着いた後に

(→前回の記事

向かったレストランは

Simon & Seafort’s Saloon & Grill

サイモン&シーフォーツ

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店内はアラスカンムードたっぷり。

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こちらは、綺麗な夕焼けが

見えるお店として人気です。

そして、アラスカといえば

地ビールが美味しいと有名♪

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スパークリングワインは

カリフォルニアの

ロデレール・エステート・ブリュット

シャンパーニュメーカー

「ルイ・ロデレール」が

カリフォルニアで

造っているスパークリング。

ほどよいコクがあり、

昔から好きな泡です。

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ほうれん草のサラダ

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カニとアーチィチョークのディップ

シンプルで美味しい料理を

食べながら、外を見ると

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とても綺麗な夕日が。

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店内は皆、盛り上がっています。

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こちらのお店は、

クック入江を眺めてお食事が

出来るので、夕日も綺麗。

すぐ近くには、

同じくクック入江に面した

ダウンタウンの見所の一つ

レゾリューション・パーク

があります。

こちらにはジェームス・クックの銅像が

建っており、天気が良いと

マッキンリー山が望め、春から秋には

ホエールウォッチングが

出来るそうです。

アラスカならサーモン、

ということで

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キングサーモンのグリル

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合わせるワインは

カリフォルニアの白ワイン

2011年

ルシアン リヴァー ランチ

シャルドネ

(ソノマ・カトラー)

こってりしすぎていない

洗練されたシャルドネ。

これは美味しい♪

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洋ナシのプディング

濃厚で、ほっこりとした

美味しさに合わせるのは

甘口赤ワイン

30年熟成のポートワイン

グラハム

トゥニー・ポート・30年

ドライフルーツやスパイスの

香りしっかり

複雑味のある味わい。

お料理はシンプルで美味しいですが

何といってもこの夕焼けが見えるのは

とても嬉しい。

そしてグラスワインが

約30種類、ボトルはカリフォルニアを

中心として、幅広く揃っていました。

店内は陽気なムードで

ほっこりとくつろげます。

またアンカレッジに行ったら

行きたいなぁ、と思う

良いお店でした☆

Simon & Seafort’s Saloon & Grill

http://www.simonandseaforts.com/

つづく、、

ヴィーノ・デッラ・パーチェ★日本のイタリア②

前回に引き続き

ワインとお料理のご紹介です。

パスタの次はセコンド。

それに合わせるワインは、赤ワイン。

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2008 年
バローロ モンヴィリエーロ
(コメンダトーレ・G・B・ブルロット )

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 鳥取産鹿肉ロースト

弾力があるけれど
とても柔らかく、噛むと
鹿肉の旨味がジワッと広がります。

こちらに合わせる赤ワインは
バローロですが、

こちらは、とてもキメ細かく
エレガント。

その質感と柔らかな肉質がとても合い、

黒果実とどこか野生味のある香りが

ふわっと包み込み

鹿肉の旨味を引き立てます。

ワインとお料理の合わせ方で

色んな発見ができます♪

そして最後はドルチェ。

、、に合わせるのは甘口デザートワイン♪

R0095566 (960x1280) 2002年
グレーコ・ディ・ビアンコ
(CAPO ZEFIRIO)

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ズコット

『ズコット』は、トスカーナ地方

フィレンツェのセミレッドケーキですね。

少し凍った中にナッツなどが

ふんだんに盛り込まれていて

とても好きなデザート♪

そこに琥珀色の甘口ワインを合わせます。

こちらは、葡萄を乾燥させ糖度を高めた

甘口ワイン。

甘さはありますが、

シェリー酒のような香りと

ドライフルーツやスパイスを感じ

最後はスキッとキレがあります。

これが、、とても良く合います。

セミフレッドのミルクの旨味に

彩を添えてくれます。

今回のワインを振り返ってみると、、

①スプマンテ:ヴェネト州(北)

(葡萄:ガルガーネガ)

②赤ワイン:バジリカータ州(南)

(葡萄:アリアニコ)

③ロゼワイン:プーリア州(南)

(葡萄:ボンビーノ・ネーロ)

④赤ワイン:トスカーナ州(中央)

(葡萄:ブルネッロ)

⑤赤ワイン:ピエモンテ州(北)

(葡萄:ネッビオーロ)

⑥デザートワイン:カラブリア州(南)

(葡萄:グレコビアンコ)

全て異なる州の、異なる土着品種です。

「イタリアワインはやはり

郷土性のちゃんとした各地イタリア料理

合わせる事によって

初めてその存在意義

成立するのではないか。。」

と仰る内藤さん。

お料理とワインの相性でより美味しく

様々な州の魅力を見せてくれるのは

内藤さんだからこそ。

お料理、ワインを供する時間を予測し、

それに合わせて、それぞれのワインに

「どのくらい前にこのワインは抜栓する」

と決め、ワインを最高の状態に持っていく。

 

「イタリアを  するような、

その飲み方さえ浸透してくれたら、

数多いイタリア土着品種ワインも

もっと受け入れてもらえるのかな

と模索の日々です。」

常に熱い想いを持って

日々向き合っているからこそ、

他の追随を許さない

イタリアワインの第一人者として

あり続けるのですね。

ワインもお料理もお任せで

美味しく楽しめ

ますますイタリアワインが

好きになりました。

ありがとうございました❤

これだけすごい内藤さんですが

物腰柔らかく、とても楽しい方です☆

是非皆さまも、内藤さんの

考え抜かれたマリアージュを楽しみ

イタリア気分に浸ってみては

如何でしょうか♪

ヴィーノ・デッラ・パーチェ★日本のイタリア①

今回はワインとお料理のご紹介。

ワインもお料理も
全て内藤さんにお任せです♪

スタートは泡から。

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2009年
タメリーニ
スプマンテ・メトド・クラシコ
エクストラ・ブリュット
ミッレジマート

洋ナシや青りんごの香りが

ふわっと上がり、華やかでありながら

キリッとキレがあり

程よい飲み応えがある、

飲んでいて楽しい泡♪

こちらは、白ワインで有名な

”ソアヴェ”の葡萄

ガルガーネガで造られています。

そこにまずは、

可愛らしい、、

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軽いお口とりの、鱈白子フリット

トロッととろける白子に
レモンをかけると
質の高い泡と厚みを持つ、
こちらのスプマンテと
ピタリときます♪

そして泡の次は、
「白」ではなく赤ワイン☆

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2012年
Antelio
アリアニコデル・ヴルトゥレ
(造り手:カメルレンゴ)

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 コウイカとカルチョーフィのソテー

柔らかく弾力のある香ばしい
コウイカに、赤ワインの
ボディはあるけれど
滑らかなタンニン、が良く合います。

「カルチョーフィ」いわゆる
アーティチョークですが、
これが持つ酸味が
赤ワインの持つ、プラムや
ドライフルーツの芳醇な味わいを引き締め、美味しい♪

そして次は、、
綺麗なロゼです☆

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2012年
スープレマティズム・ロゼ
トル デ ファルキ

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自家製干し鱈、じゃがいも、
トマト和えスパゲッティ

こちらの自家製干し鱈は、
噛むほどに旨味が出て
スパゲッティ全体が
深みのある味わいに。

そこに、ほのかにキャンディような
甘い香りがありながら、ミネラルが
中盤から主張する、こちらのロゼ、
見事に合うんですね。

お互いを邪魔せず、引き立たせます。

そこへ、次は赤ワイン。

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 2010年
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
(造り手:ラ・セレーナ)

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 手打ちパスタのカヴァティエッディ
子羊ラグー、 卵、ペコリーノチーズ
プンタレッラ和え

これぞイタリア!というような一品♪

子羊ラグーの独特の旨味と
ペコリーノチーズの柔らかな旨味が
上手く絡んだ、
モチモチのカヴァティエッディ。

そこにこちらのワイン、
モダンなタイプで
香り、味わい共に芳醇で
子羊やペコリーノチーズに負けません。

ですがタンニンが程よく、
すっとキレの良い感じが、
こちらのパスタと良く馴染みます。

それにしても、
イタリアの土着品種のワインと
お料理がとてもピッタリで楽しい☆

こういう合わせ方があるんだ!
と楽しみながら
お食事は進みます♪

さて、次は、、♪

と書きながら見返してみると

とても長くなっていましたので

次回につづく。

イタリアワイン第一人者☆内藤ソムリエ☆

こちらのお店には、

ワイン業界で知らない人はいない
内藤ソムリエ
がいらっしゃいます。 内藤さんご紹介 (1280x960)

右から内藤さん、私、 永瀬さん

内藤さんは、日本における
イタリアワインの第一人者として
知られていて、ワインスクール
『アカデミー・デュ・ ヴァン』の講師を
務める他、専門誌の監修をされるなど
様々な方面でご活躍されています。

イタリアワインに関することなら
まずは内藤ソムリエ!というほど。

日本における
イタリアワインの「先生」として
尊敬する人は数知れず。

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そして、内藤さんは

第1回JETCUPイタリアワイン
ベスト・ソムリエ・コンクール

優勝をされています。

そしてなんと!

今年11月に開催された

第8回JETCUPイタリアワイン
 ベスト・ソムリエ・コンクール

では同じお店
ヴィーノ デッラ パーチェの

永瀬さんが優勝をされました!

おめでとうございます❤

優勝者が2人もいらっしゃるお店、、

本当にすごいですね。

イタリアへの強い愛が感じられます。

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 イタリアは小さな州から大きな州まで
ワイン産地がたくさんあり、
勉強してもしても、
覚えることはたくさん。

格付けも増えていくし、土着品種も
たくさんあるし、造り手もたくさんいるし、、

何より多種多様なワインが
豊富にあります。

だからこそ魅力たっぷりなのですが☆

イタリア全土 、
ほぼ全てのワイン産地を歩いた

という内藤ソムリエ。

分らないことを尋ねたり、
「この地域は、、?」
と、少しつぶやいただけで
すかさず素晴らしいコメントを
頂くことができます。。
(知識もサービスもさすが!)

イタリア生産地の位置関係や
標高の高さ、葡萄やワインの味わいの
特徴など、スラスラスラ、、、♪

と魔法のように出てきて、
いつのまにかワインと一緒に
イタリアに居るような、

そんな錯覚を覚えるほど。

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「現地に行かれた感じの料理
&ワインの実践を
そのままお伝えすることが、
外国人(日本人) としてのリスペクトだと
思っています。

ソムリエやシェフありき…
というよりは、

まずイタリアありきだということを

念頭に置いています。」

と仰る内藤さん。

常に情熱を持って、突き進む方の
お言葉は、深く心に響き、
このような素晴らしい方が
あと何人日本に居るのだろう、、

と、自らを省みながら
つい考えてしまいます。

 さて、内藤さんにお任せで
頂いた素敵なワインとお料理は
次回お伝えしたいと思います♪

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 つづく、、、。

※JETCUPイタリアワイン

ベスト・ソムリエ・コンクールとは、

 「イタリアワインに関わる

ソムリエの育成と、

その知識と技術の向上、

そしてイタリアワインの振興を目的

(by.日本ソムリエ協会)

として開催されている大会です。