カテゴリー別アーカイブ: ワイナリー訪問

ジゴンダスでディナー 2★L’oustalet

 

前日のディナーに感動し
二夜連続で訪れることになった

L’oustalet

 ボーカステルの違うヴィンテージを
飲めるので楽しみです。

スタートは前日と同じく美味しい
グリッシーニやチーズ。

シャンパーニュを飲もうかどうか考えながら、スパークリングウォーターを頼んでみると、可愛いボトルで登場。

dd12 (960x1280)ボルドーのシャトーランシュバージュのレストラン、コルディヤンバージュもこのようなボトルでした

すると、昨日のソムリエさんが白ワインをサービスしてくれました☆

ソミュールという産地の白ワイン、ロワール地方シュナン・ブラン種のワインです。

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とろみがあって綺麗な酸がある、
好きなタイプのシュナン・ブラン白。

喜んでいると、「ここは私の出身地なんです」と、ソムリエさん。

本で見るワイン産地を、身近に感じます。

前菜の前は昨日と違う、ピューレ上の一皿が。

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さて、本日のワインは。。

昨日飲んだボーカステル・ルージュ1996年とは異なる熟成具合のワインが飲みたい。
(タンニンがうまく溶け込んでいて、熟成しているけど果実味をしっかり感じれるくらいのもの。。)

という私にオススメしてくれたのは、

2001年ボーカステル・ルージュ。

「これは偉大は年で、今ならコレ!あと10年後も楽しみだよ!」

と、絶対コレ!というお勧め度合に、期待は高まります☆

2001年
シャトー・ド・ボーカステル
ルージュ

Château de Beaucastel

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昨日の、熟成した柔らかいボーカステルに比べ
どんな感じか楽しみ♪


[ テイスティングコメント ]

熟成し始め、飲み頃に入り始めたとても好きな状態。
しっかりとしたタンニンは丸みを帯び
黒果実の重み、甘味をしっかりと感じられ、フローラル、スパイスの香りが魅力的。
時間が経っても果実の甘さは失われることなく、余韻も素晴らしい。


今回の旅で飲んだボーカステルの中で、一番の美味しさ☆
これは数年後にまた飲まなきゃ!と思わせるワインでした。

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夜20時半過ぎ、段々と辺りが暗くなってきましたが、空がとても幻想的。

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  こんなにも心地よく過ごせるテラス席は、とても贅沢だなぁ。と、昨日に引き続きしみじみ感じました。

【ENTREES】

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新鮮なオマール海老の旨味が
口いっぱいに広がり、そこに
フレッシュローズマリー や
ショウガの砂糖漬け、フェンネルの
香りが加わり、絶品☆

花ズッキーニ が添えられています。

【PLATS】

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イベリコ豚のソテー

生ハムで食べる機会の多いイベリコ豚、
肉厚のソテーは、これも絶品。

とても滑らかで柔らかく、
口の中で赤身のうま味と
脂の甘味が広がる この美味しさ。

質の良いお肉を生かす、
絶妙な火の入れ方、
ここのシェフは素晴らしいなぁ、と
昨日に引き続き素直に思います。

【FROMAGES 】

BarrouxのLeroy-Berger氏が作る
山羊のチーズ3種

昨日と同じチーズでしたが、
とても味わい深く美味しく頂きました。

そして最後に小菓子です。

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こちらも昨日と同じく
小さくても美味しいものたちでした♪

料理、ワイン、そしてスタッフの方々の
サービス、全てが素晴らしいレストラン。

また必ず来ようと思いました☆


関連

 

ジゴンダスでディナー 1★L’oustalet

シャトー・ド・ボーカステル
ワイナリー訪問の後は、
ジゴンダスの散策を。  

そして、素敵なジゴンダスの町をグルリと回った後、20時から予約しているレストランに行ってきました。

 L’Oustalet

ファミーユ・ペラン(ローヌ地方で有名なワイナリー)が経営しているレストランです。

8月下旬、20時でもまだ明るく
お客さんもまだ一組ほど。

 気持ちの良いテラス席へ。

ワインはファミーユ・ペランのワインを始めとし、ローヌ地方のワインがたくさん☆

スタートのグラスシャンパーニュは、というと、ビルカール・サルモンのマグナム。

シャンパーニュをマグナムサイズで用意しているお店は、グッと期待度が上がります☆

(→通常よく見る750mlボトルの2倍のマグナムサイズは熟成に良く、美味しいといわれています。)

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最初に出てくるチーズやグリッシーニが
とてもとても美味しく。

グリッシーニの先は、器に入ってる濃厚なソースに絡めて食べるのですが、このソースのたっぷりとしたバターやカラメルのコクに感激。

前菜の前にもパクリ。

さて、そろそろ赤ワインを。

やはりここに来たなら、ボーカステル♪
ということで的を絞り、
ではヴィンテージはどうしようかな、と。。

・ワイナリーでテイスティングした1998年は
良い熟成具合だったので、
ボトルでゆっくり飲んでみたい、

・だけど、ここはもう少し
熟成の進んだものが面白そう。

「どれがおススメですか??」
と、ソムリエさんに聞くと

「それなら1996年!」

という流れで

1996年
シャトー・ド・ボーカステル
ルージュ

Château de Beaucastel

ボーカステルの熟成したワインは、
どんな感じなのか、ワクワク。


[ テイスティングコメント ]

全体が茶色がかっていて熟成が想像できるカラー。
ウッディで土のニュアンス、セミドライのイチジクを噛んだ時に広がる香りがあります。カドはなく、とても滑らかです。
アタックは柔らかく、細かなタンニンが舌の中央にずしっとおりてくる感じ。そこを過ぎると、するっと喉に落ちるというか消えていき、口の中にはブーケが広がります。


ボルドーよりも果実の甘味をとりやすく
ブルゴーニュより酸がたたず、
これだけの熟成感がありながら親しみがある、
この感じはとても好きでした。

【ENTREES】

Le Saumon « brut » sauce Soja et Huile d’Olive vierge,
 

サーモンは 恐らくコンフィで低温調理してあり
味に深みがあり、とても美味しい。
レアのようだけど、火の通った脂の感じ。
柔らかく弾力がありました。

味の深みと繊細さ、
しっかりと感じられる料理は
シェフの腕を物語っています。

少し醤油の入ったオリーブオイルがちょこんとお皿に載っていたり、ショウガの砂糖漬けやフェンネルが載っていて、香りが楽しめました。

この頃、お店は
満席になっていてワイワイ賑やか♪

写真に写っている、スタッフの方々。
皆さんユーモアセンス抜群で、
とても楽しく、
ハッピーな時間にしてくれます。

【PLATS】

ブイヤベース、という名前ではないのですが、鯛の美味しさと、濃厚な海老のダシを堪能できる、絶品お魚料理。

鯛はスープのダシに使った魚ではなく、ホロリと崩れ、柔らかく、噛む度にうま味が増します。

お魚の身が単体でも美味しいのに、その下のスープ、ソース?も素晴らしく、とにかく絶品でした。

とにかくシェフはすごい人だと確信。

ワインは、すぐ近くで造られ、
振動ほぼ無し、ワインへのストレスが
少ないものを飲むことができる♪と
楽しみにしていましたが、
お料理がここまで美味しいとは、、。

【FROMAGES 】

チーズorデザートを、ということで
チーズをチョイス。

Barroux(バルー)という、ここから車で約30分の村でLeroy-Bergerさんが作る、山羊のチーズ3種。

熟成した山羊のチーズ、ハードからクリーミーなものまで。
香り高くコクがあり、どこかに酸を感じる山羊のチーズは、新鮮で味わい深く、食後に大満足。

やはり地のものっていいですね。

そして最後に小菓子です。

小さいけど、味が濃く美味しい。

右から2番目のお菓子は
カリソン
アーモンドプードルで出来ている
南仏の町エクス・アン・プロヴァンスの
名物です。

日本でも見かけることがありますよね。

最後に、、。

猫ちゃんお出まし。

写真の左下は、帽子です。
なぜ帽子かというと、
テーブルの下にはライトがあるのですが、
眩しいのでスタッフの方が
帽子を置いてくれています。

お料理もワインも、とても美味しく
とても楽しいお店だったので
思わず翌日の予約もして帰りました♪

それはまた次回お伝えしたいと思います★


関連

シャトー・ド・ボーカステルChateau De Beaucastel

 皆さま、こんにちは。

フランスの南にあるワイン産地
シャトーヌフ・デュ・パプのワイナリー
シャトー・ド・ボーカステルに行ってきました。

Chateau De Beaucastel
シャトー・ド・ボーカステル

シャトーヌフ・デュ・パプ
アヴィニョンの町から 車で約30分の場所に位置する ローヌ地方ワインの中でも
有名な産地です。

村名でもあり、ワイン名でもある
シャトーヌフ・デュ・パプの意味は

「教皇の新しい館」


なぜ「教皇」なのか?というと

”14世紀、アヴィニョンに教皇が移り住んだ際、アヴィニョン郊外のシャトーヌフ・デュ・パプに別荘を建て、ワイン産地として開拓した土地だから”です。


シャトーヌフ・デュ・パプには
多くのワイナリーがありますが
その中で人気の高いワイナリーのひとつ、
シャトー・ド・ボー・カステルを訪れました。

Chateau De Beaucastel
シャトー・ド・ボーカステル

こちらはファミーユ・ペランによるワイナリーのひとつ。
(ファミーユ・ペランはデイリーワインから、長期熟成のできるワインまで幅広い種類のワインを造っていて、日本でもファンが多いですよね。)

特に有名なものに、ワイン評論家ロバート・パーカー氏が100点を数回つけたワイン「オマージュ・ア・ジャック・ペラン」があります。

ワイナリー前の駐車場に停めると、スタッフの方が表で待っていてくれて、少し話した後

ワイナリー横の、可愛らしいお庭を通り、

そのままヴィンヤードへ向かいました。

ヴィンヤードはとても広く、
地表に小石がゴロゴロしています。

ヴィンヤードについて詳しくは
最後の方にあります。

一通りヴィンヤードの説明を受けた後、
ワイン醸造所に移動です。

[ 醸造所 ]

ボー・カステル・ルージュ
13種類の葡萄をブレンドしています。

[13種類の葡萄]
①ムールヴェードル30%②シラー10%③グルナッシュ30%④クノワーズ10%⑤サンソー5%⑥ルーサンヌ⑦クレレット⑧ブールブーラン⑨ミュスカルダン⑩テレ・ノワール⑪ヴァケラス⑫ピクプール⑬ピカルダン

シャトーヌフ・デュ・パプ
では13種類の葡萄が認可されていますが
全て使用するワイナリーは稀です。

葡萄を収穫し、選別した後
葡萄を殺菌、SO2添加を減らすために
急速加熱
(フラッシュ・ヒーティング・システム)
を行うとのこと。

(果実のまま80℃まで加熱後、20℃まで冷却)

全て除梗されたブドウ品種は
別々に醸造されます。

[ 発酵 ]

醗酵するためのタンクは
大きな木製コンクリート製がありました。

葡萄の特性に合わせ使い分けているそうです。

シラーやムールヴェードルは力強い葡萄なので
木製タンクを使い

[ 木製タンク ]シラー、ムールヴェードル

他品種はコンクリートタンクを
使用するそうです。

[コンクリートタンク]他品種

マロラクティック発酵の後は
品種ごとに試飲をし、 ブレンド。

そしてこの後は
ワインを熟成させる貯蔵庫へ移動します。

[ 貯蔵庫 ]

ボルドーやブルゴーニュのセラーとは異なり
左右に大樽があります。

写真の真ん中にある樽が、
通常よく見る大きさの樽なので、
見比べるとどれだけ大きいか
お分かりになると思います。

ボー・カステル・ルージュは、

12ヵ月、大樽で熟成され

②その後卵白で清澄

③ワインを瓶に詰めて

④瓶を横に寝かせて更に12ヵ月熟成させます。

ワインボトルがずらりと並んでいる
セラーを通って、 b22 (960x1280)

テイスティングへ。

[ テイスティング ]

こちらでは、セラーでのテイスティング。

この空間の香り含め、セラーでワインと向き合うのが一番好きです。

白1種、赤3種のテイスティングでした。

2014 年     ボーカステル・ブラン
2012年 ボーカステル・ルージュ
2008 年 ボーカステル・ルージュ
1998 年 ボーカステル・ルージュ

2012年ボーカステル・ブラン、ルージュ共に、若いのでフレッシュで果実の香りが強く出ます。
やはり『ボーカステル』ライン は
熟成してあげて、本来の魅力を発揮するなぁ、と思いました。

若いヴィンテージなら、
このワイナリーが造るコート・デュ・ローヌの
『クードレ・ド・ボーカステル』ラインが
良いですね。

2008年ボーカステル・ルージュは、すこし角がとれていますがまだ鋭い力強さがあります。

そして、出して頂いた1998年ボーカステル・ルージュは、とても綺麗な熟成をしていました。

野性的な香りが出てきて、たっぷりとした黒果実にほんのりイチジクなどの香りが重なっていて、魅力的☆

この日のディナーで飲んだ1996年に比べ、1998年はまだタンニンの重厚感があり、あと数年熟成させても面白いと思いました。

[ ヴィンヤード ]

(ボーカステル・ルージュのヴィンヤードはあそこまでだよ。ふむふむ。 )

130haの畑の内、100haでブドウを栽培しています。

  • シャトーヌフ・デュ・パプ:75ha
    (シャトー・ド・ボーカステル)
  • AOCコート・デュ・ローヌ:25ha
    (クードレ・ド・ボーカステル)

残りの30haはブドウの植え替えとのこと。

土壌は中新世という地質時代の
海洋性砂岩で、
これはローヌ川の河床です。

そして、シャトーヌフ・デュ・パプといえば
ガレ』
地表にはガレという丸い小石が
ゴロゴロしています。

このガレは昼間、太陽熱を吸収し、
夜間に熱を放つという
大切な役割を担っています。

シャトー・ド・ボーカステルでは
一面ガレですが、 全てのシャトーヌフ・デュ・パプがこうではなく、砂や粘土が多いワイナリーも多く存在します。(ラヤスなど)

そしてもう一つ
シャトーヌフ・デュ・パプといえば
年間約100日吹くミストラルという風。

 やはりその通り、
ヴィンヤードにいると風が吹きつけ、
倒れないようにと、葡萄の木が低いのも
納得できます。

このミストラルにより
空気は乾燥
葡萄を病気害虫から防ぐことができ、
ガレ同様、重要な役割を担っています。

そして、シャトー・ド・ボーカステルは
早い段階から、有機農法を取り入れています。
化学肥料などを使用しない
自然な環境の下で
葡萄も畑も元気で綺麗でした。

 ◆

シャトー・ド・ボーカステルは
とてもフレンドリーで素敵なワイナリーでした。
南フランスに行かれる際はお勧めです☆

こちらからメールできるようです。

シャトー・ド・ボーカステルは
シャトーヌフ・デュ・パプの町から
約10分ほどの場所に位置しています。

ワインは、ワイナリーではなくシャトーヌフ・デュ・パプの町で買えるそうです。

ジゴンダスにある、シャトー・ド・ボーカステルが経営しているワインショップでも買えます♪
(車で2,30分で着きます)


[ 関連 ]

シャトー・オーゾンヌ★Chateau Ausone
シャトー・フィジャック★
ワイナリー訪問[Ch. Figeac]
シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン★
ワイナリー訪問[Ch. La mission Haut Brion]
シャトー・オー・ブリオン★ 
ワイナリー訪問[Ch. Haut Brion]
シャトー・スミス・オー・ラフィット★
ワイナリー訪問[CH.Smith Haut Lafitte]

 

シャトー・フィジャック☆ワイナリー訪問Chateau Figeac

Chateau Figeac 
シャトー・フィジャック 

サンテミリオンの町から離れており、
ポムロルに近いシャトーです。

(サンテミリオンの町から車で15分ほどの場所に位置し、 シャトー・シュヴァル・ブランがほど近く、 シャトー・ペトリュスまでは車で約5分と、ポムロルに近いシャトーです。)

シャトー・フィジャックは
右岸においてカベルネ・ソーヴィニョンの比率が高いシャトーとして有名です。

格付けは
サンテミリオン 第1特別級B
(サンテミリオン・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ)

まずはヴィンヤードに行き

「あちらがシャトー・ペトリュスで、すぐ近くにシャトー・シュヴァル・ブランがありますよ。」

など立地や葡萄について説明があります。
(詳細は最後の方をご覧ください)

そして場所をワイナリーに移し

写真右側のテントの中を覗くと
選果台がありました。

ブドウを収穫した後に
良い葡萄を選ぶ、 選果 という作業があります。

そのために葡萄を広げる台のことを
選果台と呼び、
昔は人間の目で判断することが主流でしたが

最近は、光を当てて自動的に
ブドウの状態を識別する
光学式選果台
を採用するワイナリーが多々あります。

こちらのシャトー・フィジャックもその一つですが、ボルドーでは採用しているシャトーが多くありました。

カリフォルニアのオーパス・ワンも。

そして、ワイン醸造所へ。

[ ワイン醸造所 ]

シャトー・フィジャックでは
約3日かけて
コールドマセラシオンをするとのこと。

葡萄の皮からアロマを抽出することで、
ワインのブーケを強くするんですね。

発酵用のタンクは
10基の木製タンク

12基のステンレスタンク
を備えていました。

 これは区画などに応じて
それぞれ使用するとのこと。

約1週間の発酵を行い
その後、 約3週間
パンピング・オーバーを行います。

マロラクティック発酵の後は
フリーランジュースを樽に移し、
沈殿した果醪などは、
圧搾されプレスワインとなります。

現在は新しいタイプの圧搾機を
使用していますが

以前はこちらの伝統的なバスケット型を
使用していたとのこと。

コンピューター制御の出来る機器を使うなど
設備投資を積極的に行うことで、
より良いワイン造りを目指すワイナリーが
増えていることを 実感します。

そして、ワインを熟成するセラーへ。

[ 貯蔵庫 ]

メドック地区のシャトーなどに比べると、
こじんまりとした印象のセラーです。

Chateau Figeac (シャトー・フィジャック)

 ミディアムローストの新樽を100%使用。
これは、1960年代終わりから
続けているそうです。

 そして15~18ヶ月間
こちらのセラーで熟成されます。
(生産量:100,000本)

Petit-Figeac(プティ・フィジャック)

 20~35%の新樽を使用し、
残りは一度使用した樽にて熟成をします。

そして約16ヶ月間
こちらのセラーで熟成します。
(生産量:35,000~60,000本)

ワインを木樽で熟成した後は
卵白で清澄をし、
ワインを瓶に詰めます。

その清澄の話の際に
ボルドーの名産品、カヌレのお話が。

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 「ボルドーで何故カヌレが有名か? それは、ワイン造りからきています。 この清澄を行う際に使うのが卵白で 残るのは卵黄。 その卵黄を用いて作ったのが、 そうカヌレ!」

ボルドー市内2 (960x1280)(カヌレで有名なベラルドランBAILLARDRAN)

無駄にせず、ワインにピッタリの お菓子ができるなんて 素晴らしいですね♪

地下には、プライベートセラーがあり

ボルドーだけでなく、シャンパーニュやブルゴーニュなどもありました☆

そして、テイスティングルームへ。

[ テイスティングルーム ]

テイスティングは3種類

2004年 Chateau de Millery
2011年
Chateau Figeac
2009 年Chateau Figeac

最初のワイン
2004年 Chateau de Milleryは
シャトー・フィジャックが手掛けています。

柔らかく、滑らかでまとまっており
早めに楽しめるエレガントワインです。

石灰・粘土質の土壌で
ブレンドは
メルロー50%、カベルネ・フラン50%
と、フィジャックとは異なります。

4,500本と生産量は少なく、
今のところフランスだけの消費のようです。

そして、シャトー・フィジャックの
2009年と2011年を。

2009年、2011年ともにまだ若々しさがありますが、比率の高いカベルネ・ソーヴィニョンのキレのある力強さを感じます。

 2009年シャトー・フィジャックは
評価の高いヴィンテージなだけあり、
しっかりとした骨格を感じます。
また、それと共に果実の凝縮した味わいと
「エレガントさ」とのバランスの良さには
長期熟成後、どのように変化するのか
期待が高まります。

大きなタペストリーのある
素敵なテイスティングルームでした。

[ ヴィンヤード ]

ブドウ畑の広さは133㎡(54ha)あり
そのうち 99㎡(40ha)で
葡萄が栽培されています。

35%カベルネ・ソーヴィニョン
35%カベルネ・フラン
30%メルロー

サンテミリオン地区において
カベルネ・ソーヴィニョンの比率が
高いことで有名です。

土壌は第四ギョンツ氷期の層があり
それは7mもの深さに達するとのこと。
砂と砂利混じりです。

  平均樹齢 は約40年 。

シャトー・フィジャックは
シャトー・シュヴァル・ブラン
隣接していますが、
実は昔、数ヘクタールを分割したとのこと。

土壌は非常に似ており、なんとなくワインの持つ雰囲気が似ているのも納得です。


シャトー・フィジャックは
1983年ヴィンテージを数年前に飲んだ時に感動し、それ以来ファンなのですが

それは、抜栓した直後は香りが立たず、
最初は諦めていたところ、1時間半後に
グラスから香りが溢れてきて
驚きと共に感動した、というものでした。

その後、他ヴィンテージでは、なかなかその感動に出会えないのですが、一度感動するとそれを求め続けてしまうのが、ワインラヴァーの宿命かな、と勝手に私は思い、次の出会いを信じながらワインを開けていきたいと思います☆

★シャトー・フィジャックのHPはこちら★
Chateau Figeac

関連★ワイナリー訪問★

シャトー・スミス・オー・ラフィット☆ワイナリー訪問

 Chateau Smith Haut Lafitte
シャトー・スミス・オー・ラフィット

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フランス・ボルドー地方
ペサック・レオニャン村の
格付けシャトー。

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こちらでは、いくつかのワイナリーツアーが用意されていますが、
今回は一番手軽な1時間コースを。

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ワイナリーとは思えないほど綺麗で、どこか可愛らしさを感じるシャトーです。

まずはvisit用の棟に行き

R0102244 (960x1280)こちらでツアーが始まるのを待ちます。

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こちらでは様々なヴィンテージのワインや

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ソムリエナイフ、ガラス栓などのグッズが販売されています。

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2009年は偉大な年なので、他ヴィンテージに比べ高いお値段です。(ロバート・パーカー氏が100点をつけました)

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[ 樽製造所 ]

まずは樽を製造している場所を見せてくれます。

ボルドーの中で
シャトー内に樽製造所があるのは

 シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・マルゴー
シャトー・オーブリオン
そしてこちらの
シャトー・スミス・オー・ラフィットとのこと。

数少ないシャトーのひとつです。

樽を作る木材を約2年、外で乾燥させ、

樽の内側の焼き加減にも細心の注意を払い
伝統的な製法で作っています。

トロンセ産とジュピエ産などのオークを
使っているとのこと。

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樽の内側の焼き(トースト)は、ワインのフレーバーに影響するので、とても大切ですね。

こちらでは、1年で450樽が作られますが
これは必要数の3分の2の数です。

残りは他のところから買っているそうで、これは自社樽とのテイストの違いを比較するためにも続けているようです。

そして、場所を移してワイン醸造所へ。

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[ ワイン醸造所 ]

白ワイン用の白葡萄はもう収穫が始まっているとのこと。

こちらは白ワインの圧搾機です。

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さて、赤ワイン用には

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80ヘクトリットルの木製タンクが
ずらりと並びます。

黒ぶどうを皮のままこちらのタンクに入れて
約4~7週間ほど発酵と果皮浸漬を行います。

R0102270 (960x1280)タンク内

そして、次はワインを熟成させる為のセラーへ。

[ 貯蔵庫 ]

こちらでは白ワインが熟成されています。

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10~12か月、澱と共に50%新樽で熟成されます。

これでバニラやトーストのニュアンスが与えられ、複雑でコクのある白ワインになるんですね♪

そして場所を移し

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赤ワインが熟成されているセラーへ。

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赤ワインのセラーの方が、樽の香りと赤ワインの香り、そしてセラー特有の香りが混ざり、
ワインがここで眠っている!と強く感じます。

赤ワインは16~18ヶ月ほどこちらの樽で
熟成されてボトリングされます。

清澄は、ほぼしないとのこと。

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そして赤ワインのセラーの端には
壁の代わりに地層の断面になっている場所が。

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シャトー・スミス・オー・ラフィットは
第四紀のギョンツ氷期の地層があります。
40~80万年前ほどの氷河期です。

この石灰質の下層土に沖積層や砂利混じりの土が堆積しています、

シャトー・スミス・オー・ラフィットは砂利の多い土壌でとても水捌けが良く、葡萄は水分、養分を求めて6mも深く地中に根を伸ばすとのこと。

そういえば、ブルゴーニュ地方の造り手PONSOT(ポンソ)もセラーの壁の一部を同じようにしており、地層の断面を見せて下さったことを思い出しました。

階段を上って、次はテイスティングルームに移動です。

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[ テイスティングルーム ]

光がよく入る、とても綺麗な
テイスティングルームです。

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シャトー・スミス・オー・ラフィットの土壌は、このような石で構成されているのですね。

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今回のテイスティングは2種類。

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(宿泊者の無料のツアーは、2種類ですが、5種類のツアーもあるようなので、それは予約時に問い合わせてみると良いと思います。)

[ 白ワイン ]

2013
LES HAUTS DE SMITH BLANC
レ・オー・ド・スミス・ブラン

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フレッシュで柑橘系、ハーブの香りが
楽しめます。

こちらのセカンドワインは、
2008年からソーヴィニョン・ブラン100%で造られています。

熟成したヴィンテージを飲んでみたいですね♪

[ 赤ワイン ]

2012
CHATEAU SMITH HAUT LAFITTE
シャトー・スミス・オー・ラフィット

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黒果実の果実感は出ていますが、まだ若々しく。

グラスを覗きながら、10年は熟成させたいなぁ、と思いました。

どちらも新しいヴィンテージですが、
スミス・オー・ラフィットのエレガントさを感じました。

[ ヴィンヤード ]

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ワイン畑の中に、アート作品が点在しています。

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畑の中を覗くと、

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美味しそうな葡萄が♪

収穫直前なので、葡萄の粒はしっかりと色づいていました。

そして足下を見ると、小石がゴロゴロ。

砂利の多い土壌と言われる通りですね。

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土壌には、雑草が生えています。

シャトー・スミス・オー・ラフィットは

 化学肥料などを使わず
オーガニックの堆肥を使用
馬での耕作行う

など、自然を尊重した葡萄栽培を行っています。

コーダリーの化粧品やSPAもこの葡萄が使われているので、嬉しいポイントです。

 そしてこちらの畑には、とても綺麗な黄色の薔薇が咲いています。

R0102510 (960x1280)ワイナリーでは、葡萄の状態のバロメーターとして、ぶどう畑に薔薇が植えられています。

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薔薇もイキイキとしています。

ワイナリーツアーの予約は、こちらのHPにあるメールアドレスに希望日時やツアー内容を送信すると、良いと思います。


Chateau Smith Haut Lafitte
ワイナリー訪問