ゴルド☆フランスの最も美しい村Gordes

皆さま、こんばんは。

『フランスの最も美しい村』
として認定されている
ゴルドGordes
に行って参りました。

(『フランスの最も美しい村』は審査など厳しい選考基準をクリアして、認定されます)

天空の城』と言われるゴルドの町は
岩山(丘)の頂にあり
斜面には石造りの家が段々に造られています。

もっと下から全貌を見ると
宙に浮いているようにも見え、幻想的です。

ゴルドの町は
リュベロン地方自然公園の中にあります。

(車で アヴィニョンから約50分
ジゴンダスから約1時間場所にあります)

(リュベロンの入った頃、道路の脇がガードレールではなく石垣になりました)   

リュベロンというと、他にも
ボニューやメネルブなど
色んな村がありますが
その中でも特に人気が高いのが、ゴルドです。

(緑がどんどん豊かになっていきます)

ゴルドは2006年の映画
「プロヴァンスの贈りもの」
舞台になった町です。

(まるで森林浴をしているような気分に)

ゴルドの町までのアプローチがとても素敵で、
期待が高まります。

段々と、石垣が高くなってきたと思ったら

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ようやくゴルドに到着です。

そのまま進むと、町の中心に出ました。

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そこで一番目立つ、
大きな古いこちらのお城は

11世紀には存在していた古城で
16世紀に建て替えられ、
今は観光案内所になってるようです。

(威厳のある佇まい)

車を置いて、散策を♪

町には、小さなカフェやお店が点在しており

8月の強い日差しから避けるように
休憩される方々で、賑わっていました。

素敵なお店ばかり。

ゴルドの町は、少し歩くと

石畳の小道が出てきます。

とても雰囲気のある
石畳の道を歩いていると、

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爽やかな風が通り抜けて
視界が開ける場所に出ました。

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ゴルド周辺の景色、
リュベロンの谷が広がります。

ゴルド周辺には、ラベンダー畑で有名な
セナンク修道院があります。
(7月にはラベンダーの花が咲き、人気の場所です)

7月に来ると、今見ている風景のどこかが
ラベンダー色に染まるのかな?

町は小さな路地が入り組んでいて
フラフラ歩いて楽しめます。

可愛らしいアートのお店      9 (960x1280)

カラフルな果物がたくさん置いてあって
美味しそう。

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 ゴルドは小さな素敵な町で

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ほどよく観光地化されていて
活気がありますが、
のんびりと楽しむことが出来ます。

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ゴルドの町の広場から少し行くと
5っ星のホテルがあります。

「ゴルドの町」といえば
ゴルドの町全貌が見れる写真が有名ですが、
その左側に写っているのが、
こちらのホテル

La Bastide de Gordes
ラ バスティード デ ゴルド

ロビーからは素敵な景色が楽しめます。

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屋外プールからも絶景が望め
ゆったりのんびりできるホテル。

ゴルドの不動屋さんには
プール付きの家がたくさんあり
ゴルドの周辺は別荘地として
人気があるようです。

リュベロンの絶景を見ながら、
ゴルドの町は主要都市から離れているけど、その人里離れたところがこの町の魅力なんだな、と思いました。

どこか別世界に来たような気がする
ゴルドの町。
もともと好きなフランスがさらに好きになり、
こんなに素敵な場所があるフランスって
すごいなぁ、と思った町でした。

ゴルド案内(英語・フランス語)

Gordes

ジゴンダス☆ローヌワインの村Gigondas

皆さま、こんにちは。

フランス・ローヌ地方のワイナリー訪問の際に
ジゴンダスという素敵なワインの村に
行って参りました。  (町中でレストランがある広場) 

ジゴンダスは、有名なシャトーヌフ・デュ・パプの近くに位置するワイン産地で、
ジゴンダスGigondas』は
村名であると共にワイン名として、
ワインボトルのラベルに記されます。
(これは、『シャトーヌフ・デュ・パプChateauneuf du pape」』にも当てはまります)

(町中にワイナリーの看板がチラホラ)

2つの村は近く、ワインに使用する葡萄は似ていますが、 ワインの価格はジゴンダスの方が リーズナブルなので、ワインメニューを見ると「シャトーヌフ・デュ・パプChateauneuf du pape」と「ジゴンダスGigondas」が一緒に載っていることが、よくあります。

(8月末、夕方でもまだまだ明るく)

今回、シャトーヌフ・デュ・パプの
「シャトー・ド・ボーカステル」のワイナリーを訪問したのですが、

そちらのワイナリーを運営する
ファミーユ・ペランFamille Perrin
ジゴンダスでレストラン『L’Oustalet』を
経営しているとのことで、
ジゴンダスを訪れることにしました。

(右側の木の下が『L’Oustalet』のテラス席)

ジゴンダスはとても小さい村で、散策しても30分で十分なほどの広さですが、
その美しさに驚きました。

日中、観光客は少なく、どこを歩いてもここの住人の方々とすれ違うくらいですが、

(可愛い小道が待っています)

夜になるとレストラン『L’Oustalet』は連日満席で大盛況でした。

(ディナータイム前の『L’Oustalet』)

そして、ファミーユ・ペランは
レストラン『L’Oustalet』だけでなく、
同じ名前『L’Oustalet』でレストランの
すぐ近くにホテルも経営しています。
(部屋は3つのみで、ホテルというよりも
B&Bのようです)

隣にはワインショップがあり

そして、その隣にはBarもありました。

向かいには雑貨屋さん

洗練された素敵なお品ばかりで、
こちらのオーナーの方の
センスの程がうかがえます。

こちらのお店の上やお隣は

住宅になっていて、
静かな時間が流れています。

水の音が静かな空間に響き、
清々しい気持ちにさせてくれます。

ゆるやかな坂を上っていくと

石造りの可愛らしい家が
次々と出てきます。

この風景に溶け込んでいる猫さんは

家の中を覗いたりしながら、
ここでじっとしていました。
のんびりのんびり。

さて坂を上り終える頃、振り返ると
少しワイン畑が見えてきました。

そして先に進むと
教会が出てきます。

The Parish Church of
Saint Catherine of Alexandria

こちらは、The Feudal Castle  というお城と
同じ敷地内に建てられ、
17世紀に遡ることが出来る古い教会。

The Feudal Castle  というお城は、
オランジェの町(ジゴンダスからほど近く)の
王子が別荘として使っていたのが
起源とされており、
後に修道院が隣に建てられたそうです。

そして、急に視界が開け

ワイン畑が広がる素敵な眺めが。

ジゴンダスの家々は上から見ても
絵になり、素晴らしい景観でした。

美しい景観を堪能した後
道を少し下り、

一歩外に出ると、アート作品がありました。

そして、Espace culturelと
書かれているこちらは

伝統的なものと、コンテンポラリーアートの
作品が展示されていました。
(11月~4月の間は、歴史的美術品の展示だそうです)

そして道を進んでいくと、あったのは
Lavoir
共同洗濯場です。25 (960x1280)

今も使っているのかな?

とにかく、どこも綺麗で美しく

(見上げたら、洗濯物が)

住んでいる方々が
この村を大切にしているからこそ、
この美しさがあるのだと、実感しました。

ふと右を見ると
こちらにも、子猫ちゃんが。
すやすや、気持ちよさそう。

風景を楽しみながら少し歩くと、

最初の広場に出てきました。

レストラン『L’Oustalet』の横にある
Caveau du Gigondasは


ジゴンダスの様々な造り手のワインが
揃っており、試飲も出来るワイン屋さんです。
シャトー・ド・サン・コムもあるようです。

Caveau du Gigondas

ジゴンダスはとても美しく、
人々の温かさが溢れる村でした。

ジゴンダスは、私にとって
とても印象深く、また訪れたい村に
なったのですが、その理由には
この村の美しさだけではなく、
レストラン『L’Oustalet』の
素晴らしさがあります。

そちらはまた次回
お伝えしたいと思います。

ジゴンダスまでは、飛行機で1時間15分
パリ(オルリー空港)から
マルセイユ(マルセイユ・プロヴァンス空港)まで

そして車で1時間15~30分ほどで着きます。

ジゴンダスの公式HPはこちら

Gigondas案内

*シャトー・ド・サン・コムまでは
広場から車で約5分ほどの近さです。

*ジゴンダスの村には、
広場の横に無料駐車場があります。

サンテミリオン☆世界遺産

7 (960x1280)ボルドーには
2007年に登録された世界遺産
ボルドー「月の港」だけでなく

1999年に世界遺産に登録された
サンテミリオン地域
があります。

サンテミリオンは
ボルドー市内から車で約40分の
右岸に位置します。

(駐車場に車を停めて、散策スタート)

(チーズ屋さん)

サンテミリオンのワインは
メルロ種を主体とするものが多く
メドック地区に比べて
小さなシャトーが点在します。

(ワインショップ)

世界遺産の「サンテミリオン地域」とは
ボルドー「月の港」とは異なり
サンテミリオンの町並みだけでなく、
ワインを生産する村や
ブドウ畑も含まれています。

(サンテミリオンの町並み)

サンテミリオンの町は
ボルドー市内とは異なり、
小さな可愛らしい町です。

レストランやカフェが至る所にあり

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それに負けないくらい多いのが
ワインショップです。


様々なワインショップが
あちらこちらに。

町の中は、どこを見ても絵になります。

そして町を歩いていると、
色んな場所から見えるのが
モノリスの教会です。

 こちらを目指して上へ上へと、
上っていきます。

坂を上りきると、レストランやお店が増え

アート作品を扱うお店も
いくつかありました。

インフォーメーションや

シャトーホテルもあります。

近づいてきた、サンテミリオンの町のシンボルともいえる モノリスの教会は

一枚岩をくり抜いて作られました。

 そして広場からは

サンテミリオンの町が見渡せます。

中世のたたずまい

 そして、ここから更に道を進んでいくと

静かで

(可愛いアートのお店から
モノリスの教会が
見えます)

段々と観光客が少ない通りになり、

素敵なお家が出現☆


日当たりが良く、お花がイキイキとして
綺麗ですね。

そして視界が開け、
サンテミリオンの町の全貌が広がります。

左側にはモノリスの教会も見えます。

そして、しばらく歩くと
綺麗なブドウ畑が広がっています。

こちらが有名な

Chateau Ausone
シャトー・オーゾンヌ

サンテミリオンの町中から少し歩いた、
見晴らしの良い丘陵にあります。

Chateau Ausone
シャトー・オーゾンヌ

【格付け】
サンテミリオン第1特別級A
(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA)

そしてオーゾンヌの葡萄を眺めながら
下っていくと、ちょうど駐車場に着きました。

 シャトー・オーゾンヌ☆Ch.Ausone

また、サンテミリオンの町から離れた
大好きなワイナリーにも訪問してきました。

 ★ シャトー・フィジャック★ワイナリー訪問

サンテミリオンは町、シャトー共に
メドック地区とはまた違う魅力があり、
フランスの美しさを感じれる場所でした。

ボルドーの街から車で約40分、という
場所にあるので、ボルドーに行かれる際は是非
足を延ばしてみてください☆