
★ エルニャのワイン知識 ★
これは、まず
「シャンパーニュを造る過程で使う用語」
ということを覚えよう♪
デゴルジュマンとは、
(Degorgement )
「澱を取り除く」作業
のことを いうんだよ。
シャンパーニュを造るには、たくさんの作業があるんだけど、このデゴルジュマンは
「やっとシャンパーニュが出来上がる!」
っていう最後の段階なんだよ♪
【デゴルジュマン】
瓶口に集まった澱を取り除く作業。
瓶口を凍らせ、栓を抜き、ガス圧で澱の塊を飛び出させる。
★関連★
→澱とは?

★ エルニャのワイン知識 ★
これは、まず
「シャンパーニュを造る過程で使う用語」
ということを覚えよう♪
デゴルジュマンとは、
(Degorgement )
「澱を取り除く」作業
のことを いうんだよ。
シャンパーニュを造るには、たくさんの作業があるんだけど、このデゴルジュマンは
「やっとシャンパーニュが出来上がる!」
っていう最後の段階なんだよ♪
【デゴルジュマン】
瓶口に集まった澱を取り除く作業。
瓶口を凍らせ、栓を抜き、ガス圧で澱の塊を飛び出させる。
★関連★
→澱とは?

★ エルニャのワイン知識 ★
「アイスワイン」というと、
「あ!甘口のワイン!」とピンとくる人も 多いんじゃないかな。
その通り甘口ワインなんだけど、これは
ドイツ、オーストリア、カナダ
で造られる甘口ワインだよ♪
その名の通り「アイス」になった葡萄、
氷結した葡萄から造られるんだ。
-8度以下の気温で、自然に氷結した
樹になったままの葡萄を摘んで造られるんだよ。
凍った葡萄は樹になったままで収穫されるのを待っているんだけど、
その間、鳥に食べられる被害に合うなど、収穫量が減ることが多いんだ。
そして、収穫した氷結ブドウから摂れる果汁はとても少ないんだ。
だから
稀少性の高いワインになるんだね。
ちなみに、カナダでは白のアイスワインだけでなく、メルロなどを使った赤のアイスワインも造られているんだよ。
カナダのアイスワインの場合は、VQAシールの貼ってあるワインを選ぶと、高品質なアイスワインに出会えるよ♪
◆
世界で有名な、その他の
甘口ワインはこちら♪

★ エルニャのワイン知識 ★
ワインボトルの呼び方。
よく見る、お店にズラッと並んでいる
ボトルの大きさは、大体同じだよね。
よく見るサイズは750mlで、
「ブテイユ」って呼ぶんだよ。
でも実は、ワインボトルは小さいものから
とっても大きいものまで
色々とあるんだ☆
シャンパーニュは15,000ml(20本分)まで、
ボルドーは6,000ml(8本分)まであるんだ、、、
ビックリするほど大きいんだよ!
シャンパーニュ地方と、ボルドー地方の呼び方を見てみよう♪
それぞれ違う呼び方のサイズもあるよ。
◆188ml◆ 1/4本分サイズ
ⒸⒷQuart
[ キャール ]
◆375ml◆ 1/2本分サイズ
ⒸⒷDemi-bouteille/Half bottle
[ デミ・ブテイユ/ハーフ・ボトル]
◆750ml◆ 1本分サイズ
ⒸⒷBouteille
[ ブテイユ]
◆1,500ml◆ 2本分サイズ
ⒸⒷMagnum
[ マグナム ]
◆3,000ml◆ 4本分サイズ
ⒸJeroboam★ⒷDouble-magnum
[ ジェロボアム ][ ダブルマグナム ]
◆ 4,500ml ◆ 6本分サイズ
ⒸRehoboamⒷJeroboam★
[ レオボアム ][ ジェロボアム ]
◆ 6,000ml ◆ 8本分サイズ
ⒸMathusalemⒷImperial
[ マチュザレム ][ アンペリアル ]
◆ 9,000ml ◆ 12本分サイズ
ⒸSalmanazar
[ サルマナザール ]
◆ 12,000ml ◆ 16本分サイズ
ⒸBalthazar
[ バルタザール ]
◆ 15,000ml ◆ 20本分サイズ
ⒸNabuchodonosor
[ ナビュコドノゾール ]
同じ呼び名なのに、サイズが異なる
Jeroboam★
間違えないように気を付けようね☆

★ エルニャのワイン知識[初級編] ★
「セカンドラベル(ワイン)」
「あ、これはシャトー〇〇のセカンドワインね。」
「え!これセカンドなの!?美味しい~♪」
などなど、略して「セカンド」なんて言ったりもするんだけど、
「セカンドラベル」というのは、
フランスのボルドー地方のシャトーが、
自分達が造るワインの中で
ファーストもの(1番上のランク)の
基準に満たないワイン
のことなんだよ。
ファーストものを造るためには
「ちょと、どうかな?」って葡萄や、
若い木の葡萄を使って、
ファーストものより
早く飲み頃がくるワインを、
セカンドラベルとして
造るシャトーが多いよ。
◆
あと、ファーストものの品質を
より高くするために厳しい基準にして、
他シャトーであれば、
「ファーストものを 造る為に
使うんじゃないの?」っていう
葡萄を、セカンドラベルに使ったり、、
(ファーストものと、同じ畑の葡萄を
使用するシャトーもあるし、
セカンド用の違う畑の葡萄を
使用するシャトーもあるよ。)
◆
シャトーによって考え方は様々で、セカンドラベルの品質も様々なんだけど、
特に、メドック格付け1級シャトーのセカンドラベルは優れていて、
世界中で人気なんだよ♪
◆
セカンドラベルは、
ファーストもののワインが持つ
「共通する香りや、味わいの片鱗」
を味わう事が出来るワインがあったり、
味わえないワインがあったり、、、
その品質や意味 は、
シャトー次第って感じがするかな☆

★ エルニャのワイン知識[初級編] ★
Vin Mousseux
ヴァンムスー
これはね、
「フランスの発泡性ワイン」
のことなんだよ。
だけど、シャンパーニュは含まれないかな。(↓下も読んでみてね)
Vin ( お酒 )
Mousseux( 泡 )
「お酒の泡」=「発泡性ワイン」
ということです☆
「シャンパーニュ」をヴァン・ムスーと呼ぶことは、あんまり無いんだ。
(なぜなら、シャンパーニュになるために、シャンパーニュ地方で厳しい条件をクリアしなきゃいけないから、
「シャンパーニュ」ブランドが付いたら、シャンパーニュと呼ぶよね!)
◆
クレマンやペティヤンなども含む、
フランスの発泡性ワインを
ヴァン・ムスーと呼ぶんだけど、
その中には
「A.O.C・ ムスー」
というものがあるんだ。
「ヴァン・ムスー」と「A.O.C ・ムスー」は違うから注意してね!
◆「 ヴァン・ムスー 」
フランスの発泡性ワインの総称。
◆「 A.O.C ・ムスー 」
瓶内二次発酵、熟成期間などの条件をクリアし、 そのA.O.Cの地域性が出ているヴァン・ムスーのこと。
※「ソミュール・ムスー」や、「ヴーヴレ・ムスー」など
「地域名+ムスー」の呼称が付いたA.O.Cだね。

★ エルニャのワイン知識[初級編] ★
クレマン
Crémant
ワインメニューを見たら
「クレマン・ド・〇〇」
と、載っていたり、
「これ、シャンパーニュかな??
お買い得!ラッキー♪」
と思って買おうとしたら、
店員さんから
「こちら、クレマンです。」
と言われたり。。
クレマンとは、、
①フランスで造られる発泡性ワイン
②瓶内二次発酵
③気圧が3~4気圧
ポイントは、
シャンパーニュと同じ製法、
瓶内二次発酵で造っているんだけど、
シャンパーニュが6気圧あるのに
比べて、クレマンは、3~4気圧、
と弱いんだよ。
気圧が弱いってことは、
泡立ちが穏やかってことだね♪
泡は細かいけど、泡の強さは穏やか、
だからクリーミー☆
泡が強いのが苦手、、
という方にオススメだよ♪
[ボルドー]Cremant de Bordeaux
クレマン・ド・ボルドー
[ブルゴーニュ]Cremant de Bourgogne
クレマン・ド・ブルゴーニュ
[アルザス]Cremant d’Alsace
クレマン・ダルザス
[ロワール]Cremant de Loire
クレマン・ド・ロワール
[ローヌ]Cremant de Die
クレマン・ド・ディー
[ジュラ]Cremant du Jura
クレマン・デュ・ジュラ
[ラングドック]
Cremant de limoux
クレマン・ド・リムー

★ エルニャのワイン知識[初級編] ★
「スーパー・タスカン(トスカーナ)」
イタリアワインの本を読んだり、話をしている時に出てくることがあるよね。
これは何かと言うとね、、
イタリア・トスカーナ州で、
イタリアの ワイン法に縛られないで
ワインを造ったら美味しくて、
偉大なワインが出来たんだ。
それで、そういったワインのことを
「スーパー・タスカン (トスカーナ)」
と呼ぶようになったんだよ。
◆
「スーパー・タスカン」は、イタリアのワイン法では認められていない、
フランス・ボルドー地方で有名な葡萄、
カベルネ・ソーヴィニョンやメルロを使って 成功したんだよ。
そう、イタリアのワイン法で
認められていない葡萄だから、
ワイン法の格付けは下位
だったんだけど、
その美味しさと人気が後押しして、
D.O.C格付けが新設された
ワインまであるんだ。
こうやってワイン法や歴史が変わっていくんだね。すごいことだね☆
◆
この「スーパー・タスカン」と呼ばれるワインは様々な種類があって、価格は数千円から数万円するものまで色々だよ☆
力強い赤ワインが好きな方は、
是非試してみて♪
カベルネ・ソーヴィニョンの葡萄を
使っていても、
フランス・ボルドー地方のものとは
また違う味わいが楽しめるよ。
◆
カベルネ・ソーヴィニョン100%のものや、メルロ100%のもの、
カベルネ・ソーヴィニョンやメルロに、
イタリアの土着品種サンジョベーゼを
ブレンドしたものなど、
色んな種類があるよ☆☆

★ エルニャのワイン知識[初級編] ★
「テロワール」
って、よく聞くよね。
「このテロワールは、〇△☆×。。。」
「あぁ、これはテロワールによる味の違いなんですね。」
などなど。
テロワールを一言で表すことは出来ないんだけど、
簡単に言うと、
「その土地の地域性を表すもの」
といった感じかな。
テロワールはその土地の
気候や土壌、地質などの特徴など、
「様々な要素で出来る地域性」
のことなんだ。
そしてそこには人的要因もあり、
テロワールは複合的な要素で出来る地域性のことなんだね。
その土地の特徴を分析し、葡萄を植えて、その土地の地域性を表現する造り手がいることが必要で、
土壌や気質など自然条件だけじゃなくて、
それを表現する造り手がいてテロワールは成り立つんだ。
「この土地の、この土壌、気候にはこの葡萄を植えて、、」というのは、遠い昔から色んな人の手によって行われていて、そうしたらいつの間にか、その土地に適応する葡萄が栽培されるようになって、、
それが結果的に今のテロワールを形作るものの1つになっていたりもするんだ。
だから、まず、土壌ありきなんだけど、そこに気候や地質、葡萄、人など様々な要素が関わり、連鎖してテロワールを形成しているんだね。

★ エルニャのワイン知識[入門編] ★
よく見る2つのワインボトルの形。
ボルドー型とブルゴーニュ型。
フランスのボルドー地方と、
ブルゴーニュ地方。
2大生産地の名前が付いているね。
比べて見てみると、こんな感じだよ。
左がブルゴーニュ型で、中央がボルドー型、右はシャンパーニュの形状だね。

あと、人の肩に例えて言うこともあるんだよ♪
◆ブルゴーニュ型→「なで肩」
(やわらかい感じだね)
◆ボルドー型→「いかり肩」
(なんか強そうな感じがする。。)
中央のボルドー型が「いかり肩」と言われるくらい、角ばっているのが分るね。
これは、ワインを注ぐ時に、
この角ばった部分に
「澱が溜まるように」
と考えられて、この形状になったんだって。
そうだよね、ボルドーのワインは、
カベルネ・ソーヴィニョンやメルロを使った
渋味の強いワインが多いよね。
それに比べてブルゴーニュは
ピノ・ノワールやガメイを使った、
渋味が弱いワインが多く、
澱があまり出ないから、
角ばっていないんだって。
ちなみに、他の国では様々。
渋味の強いワインはボルドー型を使うことが多いみたいだけど、そうとも限らないから、ボトルの形状だけで渋味を判断しない方が良いと思うよ☆
エルニャは、イタリアのワインを飲むことが多いんだけど、バローロはブルゴーニュ型で、ブルネロ・ディ・モンタルチーノはボルドー型が多い気がするなぁ、、、。
フランスのローヌ地方はブルゴーニュ型が多いよね♪
みんなの好きなワインは何型かな??

★ エルニャのワイン知識[入門編] ★
「5大シャトー(ごだいしゃとー)」
って、よく聞くよね。
これは、フランス、ボルドー地方の
メドック格付け1級の
5つのシャトー
のことを言うんだよ。
どれも長期熟成ができる、
高級ワインだね♪
メドック格付けは1級~5級まで
61シャトーあるよ。
詳しくはコチラをみてね♪
[メドック格付け1級シャトー]
※「Ch.」→「Chateau」の略
◆関連◆
→メドック格付けとは?[初級]
→メドック格付け一覧