(→前回の記事)
熟成したこの赤ワインと良く合います☆
コラトゥーラ(イタリアの魚醤)を使った一皿
紅菜苔(こうさいたい)を添えて
金柑、アーサイを添えて
ありがとうございます!
と、つい言ってしまいたくなるほど、
おいしく♪
コラトゥーラ(イタリアの魚醤)を使った一皿
紅菜苔(こうさいたい)を添えて
2003年
Brunello di Montalcino Riserva Madonna del Piano
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ マドンナ・デル・ピアーノ Valdicava
ヴァルディカヴァ
★エルニャのひとこと★☆
2003年だけど、凝縮してモダンなタイプの味がしたニャ♪
★ワイン★☆
◆生産地:イタリア / トスカーナ州
◆造り手:ヴァルディカヴァ
◆葡萄:サンジョベーゼ・グロッソ
◆DOCG
★☆
★テイスティングコメント★☆
色調は濃い赤で黒がかっています。
非常に凝縮感があり、カシスリキュールに赤果実の要素も感じ、タンニンは豊富ですが、溶け込んでいて滑らかです。奥から、甘草やドライシナモンの香りが出てきますが、まだ力強さが前に出ています。
エレガントさはありますが飲みごたえがある、大柄なタイプです。カベルネやメルロの濃いワインが好きな方にも、受けが良さそうなブルネロです。
★料理★☆
黒トリュフの自家製タリオリーニとブレス産七面鳥を玉葱で包み込んで
ほのかにある熟成香と、黒トリュフは香りの面では合いましたが、やはり力強い大柄なワインの方が勝ります。
なので、こちらはお料理とワインは別で楽しみました。
和牛フィレ肉のグリルと色彩豊かな野菜のソース
トマトとカリフラワーのエスプーマを添えて
(こちらは別のお皿で↓)
和牛フィレ肉を使った素材の味に重きを置いた一皿です。
こちらのワインには、もう少し脂が多い部位で、濃厚なソースが添えてあるお肉の方が合いそうです。
クラシカルな、柔らかいタイプのブルネロの方が、どのお皿も合うような気がしました。
★レストラン★☆ [銀座] 資生堂ファロ
2001年
Chateau la Gomerie
シャトー・ラ・ゴムリー
☆★エルニャのひとこと★☆
メルロを使って、こんなに凝縮して力強いワインもあるんだニャ♪
★ワイン★☆
◆生産地:フランス / ボルドー地方/サンテミリオン
◆葡萄:メルロ100%
◆AOCサン・テミリオン・グラン・クリュ
★☆
★テイスティングコメント★☆
滑らかなタンニンで、ボリュームあり力強いワイン。
エレガントさもあります。カシスなどの黒果実に、少しすっとした清涼感があり、ほのかに綺麗な酸を持ったカカオのニュアンスがあります。
最初の1杯目は、ブルゴーニュのような軽やかで、華やかな香りがありますが、
2杯目には、カベルネのような硬くキリリとした渋味が際立ち、
3杯目は、これぞメルロー!といった滑らかでボリュームある感じに。モカの香りもあり、甘みも感じます。段々と変化していく非常に良いワインです。
★料理★☆
渋皮煮栗のパイ包み焼きとお濃茶のスキューマ
アカシア蜂蜜のジェラート添え
お料理よりも力強いワインだったので、他のお料理とはあまり合いませんでしたが、こちらのパイ包みは、濃厚で香ばしいバターの香りが合い、またバターの香りに包まれた、ねっとりとした栗とのボリュームが合いました。
★レストラン★☆ [京都] キメラ
NV
Lenoble Cuvee Intense Brut
ルノーブル キュヴェ アンタンス
ブリュット
★エルニャのひとこと★☆
叶うものなら自宅ストックしたいニャ~♪
★ワイン★☆
◆生産地:フランス / シャンパーニュ地方
◆造り手:ルノーブル
◆葡萄:シャルドネ40%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ30%
★☆30ヶ月熟成
★テイスティングコメント★☆
ボリュームとキレのバランス良い味わい♪
洋梨や白い花の柔らかな香りにトーストの香りもしっかりあり、一口一口旨味を感じれました。どうやら、瓶内熟成30ヶ月という、長期熟成による、香りの厚みのようです。泡、香り、味、どれをとっても丁寧な造りをされているんだな、と感じる、ちょうどよいボリュームのシャンパーニュです。
★料理★☆
脂の乗った
タスマニア産のスモークサーモンと
ボリュームあり、滑らかで
複雑味のある、ルノーブルは
しっかり合いました。
2004年
Chateau Haut-Bages Liberal
シャトー・オーバージュ・リベラル
☆★エルニャのひとこと★☆
もう少し置いてから、また飲みたいニャ~♪
★ワイン★☆
◆生産地:フランス / ボルドー地方/ポイヤック
◆葡萄:カベルネ・ソーヴィニョン約60%、メルロ約30%
◆A.O.Cポイヤック
◆メドック格付け5級(メドック格付一覧)
★テイスティングコメント★☆
熟成に入りかけている2004年。
これは、まだ香りが開いておらず、カベルネの逞しい渋みがしっかりありました。デキャンターしてもなかなか開かない様相、、、。
カシスにインクのニュアンス。若干シダのような香りも。
やはりボルドーは飲み頃が始まらないと、魅力的な表情をしてくれないようです。
★料理★☆
和牛ほほ肉のコンフィ
ジューシーで柔らかく、しっかりとした味が楽しめます。まだ力強いタンニンがあるこちらのワインでも楽しめました。
NV
MICHEL TURGY Grand Cru
Resrve Selection Brut Blanc de Blancs
ミシェル・チュルジ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン
レゼルヴ セレクション ブリュット
★エルニャのひとこと★☆
熟成の香りがあるけどフレッシュな味だニャ~♪
★ワイン★☆
◆生産地:フランス / シャンパーニュ地方
◆造り手:ミシェル・チュルジ
◆葡萄:シャルドネ
★☆R.M/3年間瓶内熟成/オールド・レゼルヴ・ワイン使用
★テイスティングコメント★☆
アーモンドのような香ばしい香りのある泡。スタートに『爽やかだけどアクセントも欲しい』という方には良いと思います。
ただ、香りに比べると味わいのボリュームはさほど強くなく、グレープフルーツなどの味わいも強いので、ゆっくり時間をかけて飲むよりも、ある程度早めに飲んであげる方が良いと感じました。
★料理★☆
こちらはフレッシュな苺が添えられていて、ベリーを使ったソースがかかっている、ちょっと面白い味わい。
フォアグラが口の中でなめらかに溶けていく中、ベリーの酸味がアクセントになってシャンパーニュの酸味と繋がってくれたので、合わせやすくなりました。ただ、ピノ・ノワールを使ったもう少し厚みのあるシャンパーニュの方が、こちらの料理には合うだろうな、、と思いました。
大阪、北新地にあるワインの豊富なフレンチ。香りの重なりが綺麗な、愛情のこもったお料理が頂けます。どこか懐石料理のようにも感じます。ワインをボトルで頼む時は、メニューが無いので気軽に好みを伝えてみましょう♪シェフがワインに精通しており、ワインが豊富なセラーから、ワインを選んでくれます。内装や器にも凝っていて、シェフの想いが伝わるお店です。
◆レストヴァン北新地コウタロウ◆
お店に入るとすぐ右側に棚があって、ロマネ・コンティなどD.R.Cや5大シャトー、テタンジェ・コレクションもあって、見てるだけで楽しいです♪
◆
スタートのグラスシャンパーニュは
アンリオ・スーヴェラン
この柔らかでいて存在感のある
味わいはホッとします。
◆
コラトゥーラ(イタリアの魚醤)を使った一皿
紅菜苔(こうさいたい)を添えて
★エルニャのひとこと★☆
さすが、、貴腐ワインの王様、、だニャ~♪
★ワイン★☆
◆生産地:フランス / ボルドー地方
◆造り手:シャトー・ディケム
◆葡萄:セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン
◆AOCソーテルヌ・プルミエ・グラン クリュ クラッセ(特別第1級格付)
★☆葡萄の木1本分の葡萄を使って出来るワインは、ワイン1杯分と言われるほど。一粒一粒手摘み。
★テイスティングコメント★☆
キラキラと黄金色をしており、 蜂蜜の甘さにオレンジピールやスパイスなど様々な複雑な香りが。ヘーゼルナッツの香りもふわりとあり、飲み頃に入り始めた味わい。滑らかな液体は、蜂蜜のようでもありますが、とても複雑な香り、綺麗な酸があるので飲み飽きません。
1本を飲む際は、デザートのメロンにかけたり、青かびチーズ、ロックフォールと合わせるのも素敵です♪
★料理★☆
散らされたタルトのサクッとした触感、
とても絶妙なバランス。
★エルニャのひとこと★☆
シルキーで綺麗だニャ~♪
★ワイン★☆
◆生産地:フランス / ブルゴーニュ地方
◆造り手:ラモネ
◆葡萄:ピノ・ノワール
◆A.O.C ヴォーヌ・ロマネ1級
◆1er Cru(一級畑)
★☆ビオディナミ
★テイスティングコメント★☆
絹のようなタンニンがとても綺麗。
ラズベリーなどの赤果実がたっぷりとあり、大地の香りを感じる、芳醇な味わい。まだ若いヴィンテージですが、この落ち着きは見事。
寝かせると、また違う一面を見る事ができると思います。
妖麗なワインです。
★料理★☆
★ エルニャのワイン知識 ★
「アイスワイン」というと、
「あ!甘口のワイン!」とピンとくる人も 多いんじゃないかな。
その通り甘口ワインなんだけど、これは
ドイツ、オーストリア、カナダ
で造られる甘口ワインだよ♪
その名の通り「アイス」になった葡萄、
氷結した葡萄から造られるんだ。
-8度以下の気温で、自然に氷結した
樹になったままの葡萄を摘んで造られるんだよ。
凍った葡萄は樹になったままで収穫されるのを待っているんだけど、
その間、鳥に食べられる被害に合うなど、収穫量が減ることが多いんだ。
そして、収穫した氷結ブドウから摂れる果汁はとても少ないんだ。
だから
稀少性の高いワインになるんだね。
ちなみに、カナダでは白のアイスワインだけでなく、メルロなどを使った赤のアイスワインも造られているんだよ。
カナダのアイスワインの場合は、VQAシールの貼ってあるワインを選ぶと、高品質なアイスワインに出会えるよ♪
◆
世界で有名な、その他の
甘口ワインはこちら♪