マンサルヴァ★進化する繊細イタリアン

お料理の 見た目も味も素敵な、イタリアンです。フレンチのようでもあり、こだわりのあるお料理が頂けます。店内はカジュアルでこじんまりとしています。ワインは色々と揃っていますので、ソムリエさんが気軽に相談に乗ってくれます♪

 MANSALVA 

スタートは泡から

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香りの良いフランチャコルタ♪

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フォアグラとMarsalaのティラミス

スタートから可愛らしく

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帆立のサフランマリネと日向夏、ういきょう、サンブーカの泡仕立て

素材を活かし、味の重なりがあります。

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バジリコ風味のリコッタチーズを詰めた、花ズッキーニのフリット オマールエビのリゾ・アル・サルティンとアボカドのエスプーマ添え

前菜が多いのが嬉しいですね。

【赤ワイン】

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2001年バルバレスコ・ブリッコ・リゼルヴァ

●生産地:イタリア/トスカーナ

●造り手:ダンテ・リヴェッリ

●葡萄:ネッビオーロ

重くもなく、軽くもなく、すっと口の中に入っていき、渋さはほどんど感じないけれどキリッと引き締まった味わい♪

フレンチの要素たっぷりのイタリアンによく合います。

ワインの熟成した複雑な香りと、丁寧に作られたお料理との相性が良いんでしょうね。

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フランス仔牛バラ肉のボリートと春キャベツ、セージの軽いバターソース和え

パスタも香りよく、、、。

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青トマトとさや豆、新生姜とベルガモットの香り

可愛らしいお皿が続いて、メインディッシュです。

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シャラン産鴨肉、ホワイトアスパラガス

火の通り方が絶妙で美味しい。

2014_0413_214752-R0088308 (1280x960)パンも美味しいです。

そして、デザートかチーズかを選べます。

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ペコリーノ3種、パルミジャーノ・レッジャーノ、タレッジオ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、干しレーズン、クルミ、蜂蜜2種

どれも品質が高く、良い状態です。タレッジオは程よく柔らかく、干しレーズンやクルミにもこだわりが見えます。

ローマ、トスカーナ、そしてサルディーニャ、それぞれ別の地域で造られたペコリーノチーズの食べ比べが出来ました。

ローマ産のペコリーノはハードタイプで見た目がパルミジャーノの固まりのよう。塩気が強く、蜂蜜と一緒に食べるとより穏やかでボリュームが出て◎。

サルディーニャ産はセミハードタイプで一番食べやすく、口の中で柔らかく溶けていき、トスカーナ産は羊特有の香りがふわっとぬけていきます。
チーズにここまで力を入れているお店は少ないので、貴重です。
お店の熱い想いが伝わります。
最後はカプチーノです。
ちょっと遊んでしまいましたが、、。
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カプチーノ

通常は、綺麗な白い泡のカプチーノです。

次々とテーブルに運ばれてくるお皿が可愛く、見て楽しめました♪

リストランテ デラ コリーナ★おしゃれ空間

店内は綺麗で洗練されています。野菜など素材がフレッシュで、重すぎないお料理です。スタッフの方はフレンドリーで、楽しく過ごせました。内装やお料理など、女性に人気が高そうなお店です。

リストランテ デラ コリーナ 

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お洒落なテーブル席

2014_0321_192728-R0086477 (1280x960)スタートから楽しめるセッティング♪

2014_0321_191831-R0086474 (960x1280)グラススプマンテ♪

【Wine】赤ワイン

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 2009年 グリコス・アリアニコ・デル・ ヴルトゥレ

●生産地:イタリア / バジリカータ
●造り手:グリファルコ
●葡萄:アリアニコ

こちらは、「アリアニコ」という葡萄を使ったワイン。「バジリカータ州」で造られています。
地図でどの辺りかといいますと、ブーツを履いた足のクルブシらへん、という感じでしょうか。。

【テイスティングコメント】

綺麗な濃いルビーレッド。
カシスに加え、摘みたての野生ブルーベリーの香り。綺麗な酸を携えており、熟した果実味の中にフレッシュさを感じる。
スパイシーさもほのかに広がり、味わいをたっぷり楽しめるワイン。
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・生ハムとサラミの盛り合わせ・

 ボリュームがあるけれど、渋すぎず少し柔らかいミディアムフルの赤ワイン。熟した果実の香りがあり、料理を邪魔しません。
ウニのトマトクリームソースパスタにも合いました。
そこまで酸は強くなく、果実味がしっかりなので、少し冷やすと美味しいです♪

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・生うにのトマトクリームソースパスタ・

お店で一番人気のパスタ。
 毎日届く新鮮な生うにを使っているそう。濃厚だけどフレッシュなパスタ♪
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・カリカトリッパとスカモルツァチーズ・

 カリカリと噛みごたえのあるトリッパ。フルーツトマトと一緒に食べるとその甘酸っぱさがより旨みを引き出してくれます。
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・りんごとドライフルーツの赤ワインゼリー・

デザートもフレッシュでした。
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・リモンチェッロ・

可愛いグラスにリモンチェッロ♪
そして、カプチーノは、、
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立体アートで可愛かったです。
センスが光る店内とお料理でした♪

 

ランベリービス

「ランベリー」のビストロバージョン。料理の味わいはしっかりしており、ワインも色々と揃っています。カジュアルな雰囲気で、ワインに軽いお食事、とワインバーとして楽しむのも良いと思います。
 ランベリー ビス 

スタートはシャンパーニュから

 

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NV ミシェル・チュルジ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン

●生産地:フランス / シャンパーニュ

●造り手:ミシェル・チュルジ

●葡萄:シャルドネ100%

アーモンドのような香ばしい香りのある泡。スタートに爽やかだけどアクセントも欲しい、という方には良いと思います。

ただ、香りに比べると味わいのボリュームはさほど強くなく、グレープフルーツなどの味わいも強いので、ゆっくり時間をかけて飲むよりも、ある程度早めに飲んであげる方が良いと感じました。

◆ 

さて、そんなことを思いながら料理選び。
この香ばしい香りに合う前菜を、、、&食べたいものを、、

という気持ちと折り合いをつけて頼んだ、フォアグラ。

こちらはフレッシュな苺が添えられていて、ベリーを使ったソースがかかっている、ちょっと面白い味わい。

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フォアグラが口の中でなめらかに溶けていく中、ベリーの酸味がアクセントになってシャンパーニュの酸味と繋がってくれたので、合わせやすくなりました。

【Wine】赤ワイン

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2004年  シャトー・オーバージュ・リベラル

⚫︎生産地:フランス / ボルドー地方 / ボイヤック

⚫︎造り手:シャトー・オーバージュ・リベラル

⚫︎葡萄:カベルネ・ソーヴィニヨン 約60%、メルロー 約30%

少し熟成に入りかけている2004年。

これは、まだ香りが開いておらず、カベルネの逞しい渋みがしっかりありました。デキャンターしても開かない様相、、、。

やはりボルドーは飲み頃が始まらないと、なかなか魅力的な表情をしてくれないようです。

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和牛ほほ肉のコンフィ。お肉料理も手が込んだ味わい。

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チーズプレートには、とろけるエポワスもあり、こちらとワインだけでも楽しめそうです。

R0088732 (1280x960)デザートも酸味とのバランスが取れていて美味しかったです。

デキャンタとは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

これは、ガラス製の容器で、
ワインを移し替えるためのものだよ。

そして、移し替えることを
デキャンタージュ」と言うんだよ。

デキャンタは色んな形があるよね。
そしてグラスと同じで、有名ガラスメーカーがとても綺麗な彫刻を施して、うっとりしちゃうくらい素敵なものが、たくさんあるんだよ♪

デキャンタージュをする目的は
大きく2つあるよ。

1.ワインの澱を取り除くため。

2.ワインを空気に触れさせることで、香りを引き出すため。

特に赤ワインに使われるけど、力強い白ワインやシャンパーニュをデキャンタージュすることもあるみたい。

シャンパーニュの場合は泡が減っちゃうけどね。。

 

ブショネの原因とは?[中級]

エル太のワイン知識[中級編]★★

ソムリエ・エル太のワイン知識

お客さま、
ブショネの原因についてですが、
こちらは

TCA(トリクロロアニソール)』

という物質が原因となります。

ではこの物質は、何か、について辿っていきましょう。

その前に、コルクは
何から出来ているか、それは

『コルクガシという木の樹皮
から出来ています。


  [TCA ]
ブショネ(コルク臭)を引き起こすTCAという物質というのは

TCP (トリクロロフェノール)
+
微生物

によって生成されます。


 [TCP ]
② このTCP(トリクロロフェノール)とは

1. 木材の殺菌剤として使用されて、コルクを作る為のコルクガシの樹皮に含まれていたり、

2. コルクを漂白をする際に生成される物質です。


 [ 微生物 ]
そこに、何らかの過程で微生物が作用してTCAになり、これが

ブショネの原因』になります。


この微生物が作用するタイミングというのは、 コルクを製造している過程かもしれないし、 ワイン蔵に貯蔵している過程かもしれない、、、
と、いつかというのは
正確に分らないのです。

責任の所在はどこか、が特定できない問題ですので、ブショネのワインに遭遇してしまうと、とても悲しい気持ちになります。

ですので、私は昨今行われている、TCAが発生する原因となるTCAや微生物の発生を抑えるための取り組みにより、ブショネの問題が改善されていくことを願っています。

それでは、失礼いたします。

【関連】→ブショネとは?[入門]

レストランでのテイスティングとは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

レストランでワインを頼んだ時、
グラスにワインを注がれて

「テイスティングをお願いします」

と言われることがあるよね。

何故テイスティングを求められるのかと言うと

ワインの状態が健全かどうか

を確認するためだよ。

ワインは色んな原因で劣化していることがあるから、
ワインを楽しむ前に、そうじゃないかどうか、を確認しなきゃいけないんだね。

特にブショネかどうか、を意識してみよう。

ちなみに、ワインの味が好みじゃないからといって、ワインを取り換えてもらうことは出来ないんだよ。

だからワインを選ぶ時は、しっかりと選ぶことが大切だね♪

ちなみに、このテイスティングのことを

ホストテイスティング

と言うんだよ。

【関連】→ブショネとは?

ブショネとは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

これは、「コルクの病気」のことだよ。

それによって、ワインの香りや味わいが変わっちゃうんだ。

だからワインを抜栓した後は、ワインが健全かどうかのチェックが必要になってくるんだね。

家で飲む時も、レストランでワインを頼んだ時も、まずチェックしてみよう!
(→レストランでのテイスティングとは?)

じゃあ、どうやってブショネかどうか分るのか?

それはね、香りがね、、

雑巾が半乾きの状態

って感じだよ。。
あとは、濡れた段ボールとか、、

とにかく嫌な臭いがぼんやりと、、。

この匂いが強かったらすぐに分るんだけど、ブショネって、難しくて

「ん?どうだろう、、、」

と首をかしげる程度のことも多いんだ。
本当にブショネかどうか分らないものも、たくさん。

だからといって敏感になりすぎてもいけないんだけど、

「ん?」と思ったら
少し時間を置いてみて

「ん???」もっとその匂いが強くなったら、ブショネの可能性が高いかもしれない。そんな時はお店の方に相談してみよう。

ブショネかと思ったら違った、なんてこともよくあるから、、、

とても難しくてデリケートな問題なんだね。。。


【関連】→ブショネの原因とは?[中級]

チナ温泉リゾート☆アラスカ

皆さま、こんにちは。

チナ温泉リゾートに着いた翌日、

(→前回の記事

遊歩道を散歩してみました。

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フェアバンクスから100km離れている

チナ温泉リゾートは、

本当に大自然の中です。

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雪道を歩いて行くと大きな池が、

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凍り始めているこちらの池、

ビーバー池と呼ばれています。

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奥にあるのは巣かな、、。

運が良いとビーバーが姿を

現すようです♪

雪道に残された足跡は、、

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動物たちのものも

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水を飲みにきているんでしょうね。

ムースなども現れるようです。

こちらがムース。

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ムースはヘラジカのことですが、

アラスカのムースは

世界最大だそうです。

体重はなんと大きいもので

700kgを超えるそうです。

出会ってみたいけれど、

この細い雪道で出会ったら、、

ちょっと怖いです。

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こちらのチナ温泉リゾートは

とても広大な土地にあり

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敷地内でも

色んな動物たちと出会えます。

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食事をしながら

ふと窓の外を見ると

一緒に食事をしているリスが。

そして、チナ温泉リゾートには

その名の通り

大きな露天風呂があります。

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幅が約43mもあるという温泉。

「源泉掛け流し」です。

水着着用、立って入る温泉です。

天気が良いと

とても綺麗な星空を見ながら

入ることが出来て

素晴らしい体験ができます。

2日目はまた雪が降り

星空は見えないけれど

雪の中の風情ある温泉となり、

夜、やはりオーロラは

見れませんでした。。

が、残すところあと1日、

オーロラに出会えることを祈り、、。

つづく、、。

ネゴシアン Negociantとは?[入門]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[入門編] 

ブルゴーニュ地方では
ドメーヌ」の他に

「ネゴシアン」って聞くよね♪

「ドメーヌ」は、
ぶどう栽培から瓶詰まで
一貫したワイン造り
をするのに対して

「ネゴシアン」は
ブドウ栽培はせず
他から葡萄や葡萄の果汁、
そして樽に入っている状態のワインを
買った後に
それらをブレンドしたり、熟成させたりして、
彼らが思い描くワインを造って
出荷するんだ。

自分で葡萄畑を所有してるけど
ネゴシアンとして活躍している
造り手もいるんだ♪

凄腕ネゴシアンのワインは人気で、
すぐに売り切れちゃったりするんだよ!


関連ドメーヌ Domaineとは?

ドメーヌ Domaineとは?[入門]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[入門編] 

フランス、ブルゴーニュ地方では
ワインラベルのの方に

「Domaine ○○」
(ドメーヌ ○○)

という風に、記してあることが多いね♪

これは、以下3つの

 一貫したワイン造り
している造り手

のことを言うんだよ。

①葡萄畑を所有して

②ワインを醸造して

瓶詰をする

ボルドー地方の「シャトー」と
ほぼ同じ意味なんだね♪


関連 ネゴシアン Negociantとは?